ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

「世界最後の魔境」群馬県から来た少女が世界征服を目指す観光地図つきラノベが面白くないわけがない!?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.12.20 18:46
0

群馬県から東京の学園に転校してきた少女が、群馬による世界征服を目指す――。そんな奇想天外なライトノベル「世界最後の魔境 群馬県から来た少女」が、2014年1月17日にPHP研究所のスマッシュ文庫から発売される。

主人公は野生少女のコヨトル。世間で田舎だ秘境だと言われ続けている群馬県による世界支配計画を開始し、東京の学園で次々に騒動を巻き起こしていく。

やがて舞台は群馬県へと移り、かつて世界を破滅させたという邪神「群馬王」の復活をめぐる大バトルが勃発してしまうというストーリーだ。群馬県観光地図つきで、価格は660円。

群馬県も協力。表紙にはぐんまちゃん

著者は「妹戦記デバイシス」の日下一郎さんで、イラストは「妹がゾンビなんですけど!」の6U☆さんが手がけている。

県協力のもと、群馬の「あるあるネタ」がこれでもかと盛り込まれた「ご当地ライトノベル」という触れ込みだ。表紙には県の公式キャラぐんまちゃんや、草津温泉、群馬サファリパーク、高崎だるまなどが掲載されている。

jtown_gunma.jpg

インターネットでは、群馬は「世界のどこかにある魔境、GUNMA(グンマー)」で、基本的に半裸の人間しかいないと揶揄されている。コヨトルも未開の地の先住民のような服装をしている。

ただ、出版社のウェブサイトには、こんな断り書きも忘れていない。

≪この物語における「群馬県」については、インターネット等において言われる「ものすごい田舎。田舎を通り越して秘境」というイメージを誇張したものであることをあらかじめお断りしておきます。群馬県の人、怒らないで!≫

ご当地ラノベは「史上初」?

群馬県が世界を制圧するストーリーについては、2012年5月にリリースされたスマートフォン用ゲームアプリ「ぐんまのやぼう」を思い浮かべる人もいるだろう。日本の各都道府県を制圧して群馬県にしてしまうという内容で、ダウンロード数は100万を超えた。

本作品についても、ツイッターには好意的な声があがっている。

「グンマーネタ、ついに県公認かw」
「あっはっは。こういうの好きだぜw」

19日付けの毎日新聞デジタルは、ご当地ラノベは「おそらく史上初」と伝えている。しかしツイッター上では「少なくともついこないだの『8番目のカフェテリアガール』は名古屋(のラノベ)だろw」という指摘がなされている。

群馬県を舞台にしたご当地コミックとしては、新潮社のウェブサイト「くらげバンチ」に「お前はまだグンマを知らない」が連載中で第8回を迎えている。

PAGETOP