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「関東流」は地元でも絶滅寸前? おでんの「スジ」といえば牛か魚か

Jタウン研究所

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2015.02.26 17:28
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関西から来た友人を東京のおでん屋さんに案内したところ、「スジ」を注文して驚かれた経験がある。関西で「スジ」といえば、牛のすじ肉を煮込んでとろけそうになったものと、相場が決まっているらしい。東京では、白身魚のすり身にサメの軟骨を加え棒状に固め、ゆでたもので、「スジカマボコ」とも呼ばれる。

おでんの「スジ」には、とろけそうに柔らかい牛スジと、コリコリした食感の魚のスジとの2種類がある。

というわけで、Jタウン研究所では、「おでんの「スジ」といえば...牛、魚、どっち?」という、アンケート調査を都道府県別で行った(総投票数867票、2015年2月4日~2月25日)。

おでんの「スジ」は、牛? 魚?(Jタウンネット調べ)
おでんの「スジ」は、牛? 魚?(Jタウンネット調べ)

その結果は驚くべきものだった。牛が766票、88.4%、魚は94票、10.8%、その他が7票、0.8%。結果が、この円グラフだ。「牛」派が圧倒的多数で、「魚」派はわずか1割ほどを占めているにすぎない。スジといえば「魚」だった筆者にとっては、正直予想外の結果だった。

「魚」派の中で、魚の占める率を、各県ごとに0%、1~10%、11~20%、21~30%と4段階に分け、比較を試みてみた。その結果を色分けすると、上のような日本地図になった。

色分けされた地図を見ると、「魚」派ゼロの白い地域は、ほとんど全国に広がっている。一方、「魚」派の率が高いオレンジの地域は関東に集中しており、関東以外では、東北の青森県、関西の滋賀県、九州の宮崎県・鹿児島県などに点々と存在するのみである。

「魚」派率が高いのは、関東
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