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朝ドラ「まれ」に見る、地方移住の「理想と現実」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.04.27 06:00
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NHK連続テレビ小説「まれ」は、石川県能登地方が舞台だ。
主人公の津村希(つむらまれ)は、高校卒業後、家族のため公務員となる。しかし幼い頃からの夢だったパティシエを目指すこととなり、横浜で修業に励む。やがて故郷で小さな店を開く――。

さて、その「公務員編」の舞台となっているのが、2002年4月の輪島市だ。
晴れて市役所職員となった希が配属先されたのは、産業振興課の移住定住班。
過疎化と高齢化という2つの問題を抱えている地域だが、能登空港開港を翌年に控えていて、観光だけでなく移住者を呼びこむチャンスと捉えている。彼女の仕事は移住者のサポートをすること。

希の着任早々、先輩職員は「こんな田舎に引っ越したいけ? 空港できて便利になったら、みんな東京に行ってしもうだけでわ。無駄無駄」と愚痴をこぼす。それでも前向きに取り組もうとする希だったが、移住者に振り回された挙句、上司に目を付けられる羽目になる。

輪島朝市。写真はイメージです(Kentaro Ohnoさん撮影、Flickrより)
輪島朝市
視聴者「こんな移住者いる~」
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