海辺でオレンジの旗を見たら、「津波が来たぞ」のサイン...広まりつつある「オレンジフラッグ」の取り組み
2016.12.05 06:00
オレンジは津波防災の色だということをご存知だろうか。青の対照色であるオレンジは、海の近くでは最も視認性の高い色とされる。海辺にオレンジ色のフラッグが掲揚されていたら、それは津波警報・注意報が発令されたという注意喚起。「津波が来たぞ早くあがれ」「行政が指定した津波避難ビル」を意味している。
オレンジフラッグは一般社団法人防災ガールと日本財団、渚の交番などが実施する独自の取り組みで、波や風の音の影響を受けない視覚的な避難合図として周知を図る。2016年からは、「『防災』をもっとオシャレでわかりやすくする」ことを目指す防災ガールと日本財団が連携して「#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)」というプロジェクトを推進している。