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オープンコーラを作ろう・材料編! レア素材入手にまず一苦労です【あいなも】

あいなも

あいなも

2016.06.06 11:00
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   前回、「オープンコーラとは何か」についての記事を寄稿した際、肝心な味や作り方については、「また機会がありましたなら~」と締めくくっていたのですが、みなさまのおかげでこんなに早く続きを書ける機会をいただけました。

   本当にありがとうございます。

   さて、今回は材料編です。

   オープンコーラを作るには、レシピにある通り、下記のような材料を揃える必要があり、ここが一番ハードルの高い部分になります。

・オレンジオイル
・レモンオイル
・ナツメグオイル
・シナモンオイル
・コリアンダーオイル
・ネロリオイル
・ライムオイル
・ラベンダーオイル
・食用アラビアガム
・クエン酸またはリン酸
・カラメル
・グラニュー糖
・水
・カフェイン(任意)

   水やグラニュー糖はともかくとして、その他の材料に関しては何それ聞いたことないという方が多いかと思いますので、いくつかわけわかんない材料をピックアップして簡単に説明します。もう知ってるよ!というマッドサイエンティスト風味な方は飛ばしていただいて結構です。

・オレンジオイル
・レモンオイル
・ナツメグオイル
画像:あいなもさん。以下同じ

画像:あいなもさん。以下同じ

・シナモンオイル
・コリアンダーオイル
・ネロリオイル
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・ライムオイル
・ラベンダーオイル
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   これらは、一般的には食用香料と言われているものです。ものによっては大きめのスーパーマーケットなどで手に入るものもありますが、ネット通販でまとめて購入するのがオススメです。

   なお、ナツメグおよびコリアンダーに関しては、食用オイルが流通していないようにみえて、いくら検索しても販売しているサイトが発見できなかったため、本記事では粉末状のナツメグとコリアンダーで代用しています。

   このようにどうしても手に入らない材料がある場合は、思い切って代用品で突き進む勇気も大事です。というか、どなたかナツメグまたはコリアンダーオイルを売っているところをご存知でしたらご教示いただきたいぐらいです。

   また、検索する際に注意いただきたいのですが、食用オイルの他にアロマ用途のエッセンシャルオイルが多く見つかると思いますが、いくら妥協したからといってそれらで代用するのはやめましょう。

   エッセンシャルオイルには経口毒性があり、冗談抜きで死の危険性がありますので。

・食用アラビアガム
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   いわゆる、つなぎとして入れる材料になります。

   こちらも食用の他に画材用が売っているので一瞬心揺らぎますが、パッケージに口入れたら死ぬぞ!と書かれているのを見て冷静になってください。

・カラメル
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   カラメルですが、こちらはきちんとカラメル色素を使用しましょう。製菓材料屋さんなどで扱われています。

   ここで妥協してカラメルソースで妥協すると、肝心のコーラの色がまったく着色されずガッカリ感が半端ないです。半端なかった(経験談)。

・カフェイン(任意)

   カフェインの入手は諦めましょう。

   日本国内で純度100%のカフェイン粉末は流通しておらず海外(アメリカ)から個人輸入することになりますが、まず税関を通る気がしない。

   また、純正カフェインはガチの危険物質で、ティースプーン1杯分でレッドアラートです。

   レシピでも任意と書いてくれているぐらいですので、ここはお言葉に甘えて、カフェインは使用しないこととしましょう。

   これで材料の用意は整いました。

   次回は、実際にオープンコーラを調合してきましょう。

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筆者:あいなも

飲食評論系同人サークル「ピーターマン」の中の人。その時々でハマっている食べ物の食べ比べ本を執筆。既刊に、日本全国の地サイダー計321本を飲み比べた「地サイダー飲み比べ本。全国制覇編 上・下巻」や、ネットでレシピが公開されているコーラの製造レポート本「もっと!オープンコーラを作ろう」などがある。新刊のネタと腹回りの脂肪を確実に貯めながら活動中。
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