「うちの県、自動改札機がいまだにないんだけど...」
2014.10.15 18:51
駅の改札を通るとき、駅員に切符を渡してハサミで切り込みを入れてもらう――。大都市で生まれ育った30代以上の人にとっては懐かしい光景だろう。
関西の大手私鉄や地下鉄では1970年代から導入されていた自動改札機だが、関東で本格的に設置されるようになったのは1990年代以降のこと。
近年は磁気券型からICカード型への移行も進んでいる。
タッチするだけで情報を読み取ってくれるので紙詰まり等が発生しない、乗車中に目的地を変更しても運賃を自動精算してくれて、利用履歴を確認・印字できる――などメリットが多い。さらにクレジット一体型も登場しており、買い物に使用できる店は増えている。
利用している路線にトラブルが発生したとき、振替輸送の対応・非対応や記録の除去処理などで面倒なこともあるけれど、列車が正常に動いているならこれほど便利なものはない。