仕事を選ばない「ご当地キティ」 にんにく、醤油、くまモンに違和感
ありとあらゆる企業やブランドとコラボを重ね、「仕事選べ」と言われることもあるサンリオのキティちゃん。その仕事熱心さには、本当に頭が下がります。
マイナビウーマンが20代の男性321人にアンケートしたところ、「さすがに突っ込みたくなるご当地キティ」の1位には、青森の「にんにくキティ」があがりました。
桃園ぴんくさんのブログ「作って遊ぼうパンパンちゃん!」によると、青森特産のにんにくが3つ、根付けになっています。最新の商品では、1つが黒にんにくに変更。かなり身体によさそうな様子に仕上がっています。
しかし若い男性には、いまひとつ刺さらない様子。不動産業で働く27歳の男性は「クサいキティというイメージしか残らない」と抵抗感を示しています。29歳の男性エンジニアも、青森みやげなら「りんごではいけないのか、と思ってしまう」と首を傾げています。
2位以下には、北海道の「クリオネキティ」、千葉の「醤油キティ」、神奈川の「ホルモン探検隊キティ」、熊本県の「くまもんキティ」が続いています。ご当地キティちゃんコレクション「まっぷ's Treasure Box」には、希少な「醤油キティ」の写真も。
「くまもんキティ」には「わざわざ、ゆるキャラとかぶせなくてもいいと思う」と、人気者同士のコラボに疑問の声も。
「醤油キティ」に対しては、醤油は全国どこにでもあるので「落花生の方がいいのでは?」というコメントもありました。しかしそこはキティさん、抜かりありません。当然「落花生キティ」も実在します。すけさんのブログ「おでっせいあ」によると、キティちゃんが持っている黄色い花は菜の花ではなく「落花生の花だと思われます」とのこと。
「青森にはりんご、千葉には落花生があればいい」というのは、効率のみを追求する考え方。特産品が複数あれば手間を惜しまず、すべて拾いにいくのがキティ流です。