ムーミンのテーマパークができる「宮沢湖」 地元では「心霊スポット」の噂も...
埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とするエリアに、ムーミンをテーマにしたテーマパーク「Metsa」(メッツア。フィンランド語で「森」という意味)を開業すると、投資銀行のフィンテックグローバルが2015年6月30日、発表した。作者の母国フィンランド以外でムーミンのテーマパークが建設されるのは、これが世界初となる。
宮沢湖は昭和初期にできた人造湖で、周囲は約2.4キロ。湖畔に西武グループのレジャー施設が整備されており、ヘラブナ釣りやゴーカート、天然温泉喜楽里別邸などが体験できる。とくに温泉は、6月25日放送の「カンブリア宮殿」で人気スポットして紹介されたほど。
フィンテック社は西武鉄道から土地と建物を買収し、再開発を進める。
![宮沢湖(京浜にけさん撮影、Wikimedia Commonsより)](https://cdn.j-town.net/thumbnail/2021/04/town20210419192124_large.jpg)
東京ドーム4個分の広さがあるメッツアは、2017年オープンを予定している。ムーミンの世界が楽しめる施設やショップ、レストランからなる「ムーミンゾーン」と、アクティビティな施設と無料の公園が併存する「パブリックゾーン」から構成される。
ムーミンを生んだフィンランド・北欧の文化にも触れられるパークとして話題を呼びそうだ。
日本のムーミンファンだけでなく、駐日フィンランド大使館も今回の発表を歓迎している。
昨日から話題の、埼玉県飯能市の宮沢湖一帯に建設予定のムーミンをテーマにしたパーク。名前は「Mets?」フィンランド語で森を意味していて、「めっつぁ」と読むよ!もうみんな覚えたね。東京ドーム4個分の敷地にどんなのができるのか楽しみ! pic.twitter.com/YTdrQAtR9N
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2015, 7月 1