いったい何が始まるの...? 神戸市×攻殻機動隊が大型コラボ開始
「攻殻機動隊」といえば、科学技術が飛躍的に進歩した近未来都市で、ネット世界を舞台に展開されるSFアクションストーリーだ。公安9課所属の主人公・草薙素子を中心とした魅力あるキャラクターたちが繰り広げる、スリリングなドラマで知られている。
その最新作「攻殻機動隊 新劇場版」とTV新番組「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」と神戸市が、今回コラボすることになった。
2015年3月17日、同プロジェクトのティザーサイトが立ち上がった。ここから、さまざまな発信が行われていくとのことだが、18日時点では、「神戸市×攻殻機動隊 新劇場版 PROJECT01 COMING SOON」の文字と、神戸市の風景、暗闇の中を光の粒が飛び交う意味ありげな映像が映し出されるだけだ。
「攻殻機動隊」の原作者である漫画家・士郎正宗氏は、兵庫県出身。作品の中には、近未来の神戸を想起させる架空都市「ニューポートシティ」も登場している。神戸市は「攻殻機動隊」シリーズ最新作と連携し、神戸の魅力を発信するシティプロモーション活動を展開する予定だ。
「IT関連産業の振興」や「オープンデータ・ビッグデータの利活用」などを通じてIT先進都市を目指す神戸市にとって、「攻殻機動隊」の舞台はまさに神戸の未来像だ。神戸市のIT施策をより効果的に発信することができる。また観光振興の面では、アニメゆかりの土地を巡る「聖地巡礼」をPRすることにもつながる。
一方「攻殻機動隊」にとっては、原作誕生25周年を迎え、新たにスタートするTV番組放送と、新作映画の公開を控えている。
具体的なコラボ内容については、上記の専用サイトのほか、オリジナル版権イラストなどを使った展開や、市役所展望ロビーに特設コーナーを設置することなどが予定されているというが、まだまだ不明な点が多い。