「めがねの聖地」福井・鯖江では、お菓子まで「めがね」だった
福井県鯖江市は、めがねフレームの国内生産9割以上を占める「めがねの聖地」だ。人口約6万7000人ながらホットな話題を提供し続ける都市で、2014年は市民の声を市政に反映させるプロジェクト「JK(女子高生)課」「OC(おばちゃん)課」を作ったり(参照:福井・鯖江市「JK課」に思いもよらぬツッコミ)、1月1日から鯖江駅職員が全員めがねをかけたりして話題を呼んだ(参照:メガネの聖地・鯖江で消えた「裸眼」駅員)。
そんなめがねシティにふさわしい焼き菓子がある。めがねフレームの形をした「眼鏡堅麺麭(めがねかたパン)」だ。
筆者が購入した商品は1ケース3個入りで486円。少々値が張るのは保存食を兼ねているからか。
1927年創業の地元の老舗「ヨーロッパンキムラヤ」が製造している。東京・木村屋で修業した職人がのれん分けを許されて開いた店で、2代目は欧米のパン学校で伝統的な製法を学んだ。