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「めがねの聖地」福井・鯖江では、お菓子まで「めがね」だった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.12.05 17:09
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すんごい堅くて簡単には折れない。その訳は?

写真で見るとクッキーみたいだが実物はとても堅い。何も知らずにガリッといったら歯を痛めかねない。

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ルーツは戦前にさかのぼる。東京の木村屋は陸軍に保存食「軍隊堅麺麭」(ぐんたいかたパン)を納めていたが、鯖江でもヨーロッパンキムラヤが地元の連隊に同様の食品を納めていた。当時のパンを再現した商品はキムラヤで販売している。

眼鏡堅麺麭は眼鏡型枠技術を使って仕上げている。視力検査表を取り入れたパッケージデザインは、上品さとお茶目さがミックスしている。

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中に入っている注意書きを読む。ちょっぴり慎重になる。

「お召し上がり前にお読みください
当製品は大変堅く焼き上げております。
少しずつ割って、かまずにほおばりながら味わってみてください。
歯には十分気を付けてご賞味ください。」

フィルム包装から1つ取り出した。サイズは横13.5センチ×縦4.2センチくらい。子どものころなら、ウルトラセブンの真似事をして遊んでいただろう。

眼鏡堅麺麭(写真は全て編集部撮影)

販売業者・越前夢工房の販売サイトには「金槌などで割って、噛まずにほおばって下さい」と書いてある。粉々に砕け散ったらいやだな......と思った筆者は、フン!と手に力を込めて割ったが、結構手強い。これなら金槌でも大丈夫だったかも。

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原材料は小麦粉と砂糖、ショートニング、大豆由来の乳化剤など。黒い物体は黒ゴマだ。ごくシンプルな焼き菓子といったところ。

実際にほおばってみた。飴(あめ)をなめるみたいに口の中で転がしたが、溶解するには時間がかかりそう。

コーヒーに浸したらいい感じ
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