西都市長はなぜ、チョイワル風に「ふるさと納税」をアピールするのか【インタビュー】

上の写真をご覧いただきたい。左手で上着を肩にかけ、右手に持ったカラーピーマンを眺める、一見「チョイワル」風なオヤジ......彼はいったい誰だろう?
実は、宮崎県西都(さいと)市の押川修一郎市長だ。西都市が、ふるさと納税者に返礼品と一緒に送る無料冊子「SAITO de KNIGHT(さいとでないと)」(2017年8月発行)の表紙モデルとして登場している。
西都市と聞いて、「あ、あそこね」とすぐに分かる人はけっして多くないかもしれない。宮崎県のほぼ中央部、宮崎市のすぐ北に位置しており、日本最大級の古墳群「西都原(さいとばる)古墳群」で知られている。生産量日本一のピーマンやマンゴー、黒毛和牛など、農畜産業の盛んな土地だ。
Jタウンネットは、電話による押川市長インタビューを試みた。テーマは、西都市の「ふるさと納税」だ。