中国で、「千葉」や「房総」といった千葉県内の地名が「無断」で商標登録されていたことが広く報じられ、大きな話題を集めている。
この問題が注目を浴びるきっかけとなったのは、2015年6月19日に行われた千葉県議会。網中肇県議が「中国における県内地名の商標登録の状況」を質問したことによる。県の答弁によれば、15年4月時点で21の市町村名を含む36地名が中国で商標登録されているそうだ。この状況を受け、千葉県はとくに悪質だと思われる「千葉」などの3件について、中国側へ異議申し立てを行っているという。
しかし、中国人はなぜ「千葉」を商標登録したのだろうか。