特売品を買うとさらに「マッコ」がもれなくもらえる――。と言われても、知らない人からすれば「一体何がもらえるんだ......」と悩んでしまうだろう。マッコとはもちろん、テレビでよく見かける某デラックスさんのことではない。青森県黒石市で毎年2月第1日曜日に開催される「旧正マッコ市」で、商店やスーパーの特売品を購入するともらえる、日用品や生活雑貨が詰まった箱のこと。 マッコとは津軽弁で「お年玉」「おまけ」を意味し、いわば商店から旧正月のお年玉というわけだ。 3000円以上お買い上げでマッコ1箱 インスタグラムの「マッコ市」ハッシュタグでもマッコがズラリ 特売品のおまけと聞くと「大したものではないのだろう」と思いがちだが、ツイッター上でマッコ市に参加したと思われるユーザーが投稿している写真を見ると、とてつもない量のマッコが並んでいる。 今年のマッコと、買ったいろいろ。お菓子の福箱も含めて、右下の衣装ケース1箱から溢れる程のお菓子が(*´艸`*)そして、薬王堂のマッコの中味減ったかと思ったら、ケースがちょっと大きくなってた!#マッコ市 #黒石市 pic.twitter.com/m5mMkBhtBM— げふげふ (@gefugefup) 2018年2月4日 おはよぉ〜年に一度のマッコ市わず夜中から並んでめちゃ買った。写真は買った商品の一部です(♡´艸`)この他にもまだたくさん...(笑)#黒石#マッコ市 pic.twitter.com/u9TetE2uLy— みゆ (@rennyuu_30) 2018年2月3日 #マッコ市ベニーマート、メガ、薬王堂に出撃からの戦利品。ポテチん箱500円とかwww pic.twitter.com/ZBX6Bkw8GF— アキラえもん (@akiraemonkey) 2018年2月4日 これらがすべてマッコだというのだから驚きだ。さらに、マッコを用意していると思われる商店の写真でも積み上げられた段ボール箱が並んでおり、ちょっとした粗品を配るなどというイベントではないことがわかる。 薬王堂とかメガとかさとちょうよりは人いないから平和でした^_^#マッコ市 pic.twitter.com/EqovnKBzUY— Takapon (@factory71977) 2018年2月3日 今日2月4日は #マッコ市 #5時 pic.twitter.com/1bMAUaRTqH— SW V (@w_Itnhkeienn) 2018年2月4日 開始時間が午前4時30分から5時と早朝なためもあってか、マッコをもらうために「徹夜組」も出現するようで、黒石市民はかなり心待ちにしているイベントだと思われる。 ゲーム発売日でもないのに青森には真冬に徹夜で売り出し待ちの行列が出来る町がある。 スーパーには夕方からもう列が!(◎_◎;)今夜はみな徹夜です汗。 #マッコ市 pic.twitter.com/PQFLnbEu3Z— shoichiro tachiki (@tachiki_tecoLLC) 2018年2月3日 こうなるとちょっとした一地域のイベントというわけではなさそうだが、一体どのようなイベントなのか。Jタウンネットが黒石市役所に取材をしたところ、「黒石市全域のお店が参加して行われる一大イベントです」との回答を得た。 「特定の商店に限定されるわけではなく、チェーン系のスーパーから個人商店、商店街単位でマッコが用意され、折り込みチラシなどで宣伝も行われます。参加条件があるわけでもないので、市民の方はもちろん市外からいらっしゃる方もいます」 藩政(黒石藩)時代に、夏に使う商品の予約を冬場に受けた商店がおまけとしてマッコをつけたことに由来するとのことだが、今では一大商業イベントになったようだ。県外からの参加者がマッコ市を体験できる街歩きツアーなども開催されている。 気になるマッコだが、店舗によって細かな違いはあるものの、おおよそ3000円程度購入すると1箱もらえる。中身はツイッターの投稿でも見られるように、日用品や食料品、生活雑貨などが多いという。 黒石観光協会の公式サイトによると、「福まき」というイベントもあわせて行われており、市内中心に組まれたやぐらの上から菓子の袋と共に福引券や金券をまくとのこと。お得なイベントには目がない、という人はぜひ来年のマッコ市に参加してはどうだろうか。