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柳田國男の『蝸牛考』を再考する【都道府県別投票】

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2016.09.29 17:00
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民俗学者の柳田國男が1930年に出版した『蝸牛考』。日本各地の「蝸牛(カタツムリ)」の方言を調査したものだ。それぞれの呼称が京都を中心に波紋状に分布していることから、柳田は「方言周圏論」を提唱した。

画像はイメージです
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それから86年。人の往来は容易くなり、テレビやラジオでは標準語が用いられ、日本各地の言葉が画一化しつつある。

ユネスコは日本国内の8言語・方言が消滅の危機にあると指摘している。極めて深刻なのがアイヌ語、重大な危機にあるのが八重山方言、与那国方言、危険なのが八丈方言、奄美方言、国頭方言、沖縄方言、宮古方言だ。

これに限らずとも、核家族化や若者の地域離れなどの影響もあり、方言が使われ受け継がれる機会は減少している。言葉は常に変容するものだが、人口減少に伴い方言も失われていくのではないか。

その実態を把握するため、Jタウン研究所では今回改めて日本各地の「蝸牛」の方言を調査する。現在の地域差を明らかにすることはもちろん、当時の結果との比較を試みたい。86年前と変わらず方言は存在するのか、あるいは消えてしまっているのか。

そこで読者の皆様に質問。

蝸牛のことなんて呼ぶ?

以下の選択肢の中からお答えいただきたい。結果はJタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。

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