2、3、5、7、11... 数学マニアが作った「絶対に割れないグラス」が秀逸すぎる
割れないグラス、いや、割っても割り切れないグラスが誕生した。
デザインしたのは、数理学の博士号を持つというツイッターユーザーのζWalker(@walker0226)さんだ。
ζWalkerさんは、2019年12月16日にツイッターで、
「欲しかった素数グラスを作っちゃいました。 きっと割れません」
とグラスを紹介。18日昼現在、約9900件のいいねを集めるなど、注目されている。
Jタウンネット編集部が18日、ζWalkerさんに取材したところ、グラスには1~1000までにある素数がプリントされているという。
素数とは、1と自分自身でしか割り切れない数。その割り切れない数ばかりがプリントされているため「割れない」グラスなのだ。並んだ素数の中心には「NEVER DIVISIBLE」(=割り切れない)と書かれている。
「以前から、数学界隈でよく使われるギャグとして『素数=割れない』というのは窓ガラス、結婚式のご祝儀などでありました」
ζWalkerさん。窓ガラスにガムテープで素数を書き「割れない窓」にしたり、「真に割り切れないのは素数だ!」という意味を込めて結婚式のご祝儀の金額を素数にしたりするのだそうだ。
そんな「素数ギャグ」に触れてきたζWalkerさんは、オリジナルグッズを製作できるサービス「SUZURI」のラインアップにグラスが登場したことを知るやいなや、「割れないガラス」としてグラスをデザインしたという。
素数グラスを見たツイッターユーザーからは、
「素数だから割れないグラス!なんてオシャレな洒落なんだ!」
「このグラス素晴らしい!」
といった称賛の声や、
「とりあえず1つだけ買えばしばらくは安全。同じコップを買った人にも会わないようにしないと」
「地震(自身)のときは割れそうですね...!」
など、「自分自身で割りきれる」という素数の特性に言及したコメントが寄せられている。