梁渓古運河-大運河の文化を理解するための世界への窓
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【無錫(中国)2022年12月23日新華社=共同通信JBN】最近、無錫運河クルーズ船団に第7号と第8号の新エネルギークルーズ船が加わり、古運河の水上観光は完全に「グリーンエネルギー時代」に突入した。
無錫市の中心部、梁渓区にある清名橋古運河景勝区は、北は北京から南は杭州へと続く大運河、および中国の歴史と未来とのつながりを垣間見たい外国人におすすめの地である。
大運河は主に直線的な形状をしているが、無錫を通るときは街を取り囲むような独特のパターンを形成している。元王朝以降、無錫は江南地域の水運の拠点として台頭し、米、絹、カネを運び、中国の経済発展と商工業の興隆に貢献した。運河の幅が狭いところでは、両側の住民が窓ごしに会話することも可能だった。そのため、梁渓区人民政府新聞弁公室(Information Office of Liangxi District People's Government)によると、大運河の無錫区間は「水の小路」として称えられ、水の街の最高の地点、そして2400年以上前に建設された大運河の文化遺産を楽しむ最高の窓になっている。
清名橋に立つと、来訪者は大運河を中心に、船の影、古代の橋、両岸の古寺や家屋が互いに美しさを添えて自然の「古運河の回廊」を形成している様を見ることができる。また、来訪者は船上から岸辺にたたずむアオサギも見ることができ、それは都会と自然が共存した調和的な絵のようである。
現在、運河はInstagramの撮影に適した場所に生まれ変わり、3Dライトショーやオペラ演技など、訪れる人にさらなるシーンを提供している。梁渓区は2020年からナイトエコノミーに焦点を当て、大運河を中心にしてナイトショッピング、ナイトフード、ナイトショーなどのナイトエコノミー活動を展開している。また、石油を燃料とする船の騒音や排気ガス汚染を低減するため、梁渓区は新エネルギー船を導入し、最大20人乗りの船室にワイヤレス充電ボード、インテリジェントなデスクトップスクリーン、ホログラフィックプロジェクターなどを備え、観光客に臨場感あふれるツアーを提供できるようになった。
清名橋のほかにも、東林書院や南禅寺といった梁渓区の他の多くの史跡を訪れることで、来訪者は江南についてさらに詳しく知ることができる。
ソース:Information Office of Liangxi District People's Government
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(画像説明:梁渓区の古運河)