広島県初!積水ハウス×マリオットの道の駅隣接型「地域経済活性化ホテル」が開業
やまなみ街道のゲートウェイ「世羅」を起点に知られざる県央&県北の魅力を発信
2022年12月22日
積水ハウス株式会社
マリオット・インターナショナル
積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅」を2022年12月21日(水)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで10道府県22か所目、広島県では初の開業となります。
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フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅 オープニングセレモニー
アジア・欧米豪在住の海外旅行経験者に向けた調査で新型コロナ収束後に「次に旅行したい国」の1位に日本が選出。約2年ぶりのインバウンド本格受け入れや、急激な円安の追い風もあり、国内全体の観光目的の訪日外国人客は9月と比較し15倍以上と急増しております。一方、広島県のインバウンド旅行客は、宮島や原爆ドームが位置する「安芸地区」や、サイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道」に集中するなど通過型観光が多く、周遊型観光が根付いていないことが課題として挙げられています。
そこで、積水ハウスとマリオットによる道の駅を拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅の提案」を通して、地方創生の一助となることを目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」で推進するホテル、「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を広島県尾道市と島根県松江市を結ぶ「中国やまなみ街道」のゲートウェイともいえる世羅に開業。世界1億7,000万人以上のマリオット・ボンヴォイ会員に、「やまなみサイクリングロード」や多くのハイキングコース、天然雪のスキー場、風光明媚な景色が堪能できる帝釈峡でのカヤックなど、アウトドア・アクティビティも充実する“知られざる県央&県北の魅力”をアピールし、国内外からの誘客をめざします。さらに、ホテルの特徴として、館内にレストランはなく宿泊特化型のため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域経済活性化を狙います。当日は、積水ハウス株式会社の仲井嘉浩、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソン、広島県湯崎知事らが登壇し、今後の展望などのご挨拶とともに、世羅高校出身の青山学院大学 陸上競技部 原晋監督の応援コメントを収録したVTRを公開しました。
登壇者ご挨拶
積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩(なかい よしひろ)
本プロジェクトのコンセプトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」です。ディープな日本を、“渡り歩く” 旅をしながら、その地域の魅力を味わい、偶然の出会いを楽しみながら旅をする。それがTRIP BASE STYLEです。このような旅をしていただくために、3つのポイントを考えました。
1つ目は、地域の重要な拠点である「道の駅」の隣接地に、世界最大のホテルオペレーターであるマリオット様と組んで、宿泊特化型のホテルをつくることです。多くのインバウンド客に来ていただき、食事を道の駅や地元のお店でしていただくことで、日本人でさえ気付かなかった地域の魅力を発見してもらうとともに、新たな宿泊需要を創出することを目指しています。
2つ目は、地元やパートナーの皆様との連携です。ここ世羅は「駅伝のまち」として日本のトップランナー達が鍛錬を重ねたランニングコースがあるだけでなく、世羅梨に代表されるフルーツや春から秋にかけて楽しめる花観光が魅力で、自然と触れ合えるスポットが数多くあります。これらの素晴らしいコンテンツを織り交ぜたオリジナルツアーを地域の方々と連携して企画していきます。また、当プロジェクトはすでに51社のパートナー企業と連携しています。業種は様々ですが多くの企業や団体の方々が当プロジェクトの考え方に賛同いただいております。
3つ目は、情報発信です。その手段の一つがWEBサイトです。ホテル予約はもちろんホテル周辺の季節毎の旅情報やイベント情報、グルメ情報を世界に約1億7,000万人以上いるMarriott Bonvoy会員にも発信しています。また、約1,900人の国内外の応募者の中から選ばれたアンバサダーが、SNSを通じて地域魅力や体験を旅人目線で発信しています。
2025年までには26道府県、約3,000室へ規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造する挑戦を続けてまいります。是非、今後も当プロジェクトにご期待ください。
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マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン
フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは、2020年に岐阜県で1軒目を開業して以来、9道府県で21軒のホテルを開業し、急速な展開拡大を続けてまいりました。そして、本日開業する「フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅」は、10道府県、22軒目です。
世羅は、太陽の光が降り注ぐ山々に囲まれ、葡萄や梨、林檎、トマトなど美味しい農作物に恵まれています。また、様々な花が咲き乱れる公園や、地元の農家から仕入れたブドウで鮮度の高いワインを作るワイナリーなどもあります。さらに、桜の名所である今高野山や、多くの文化財を有する龍華寺など多くの見どころがあります。
ヨーロッパや北米をはじめとする9ヵ国のアドベンチャーツーリズム旅行者が今後行きたい国を選んだ際に、7ヵ国で日本が1位に選ばれています。レジャーやビジネスにおいても海外旅行先として最も人気のある国の一つではありますが、自然の中で様々なアクティビティを楽しめる場所が多く日本に存在し、観光地化されていない地域に魅力を感じる旅行者も多いということです。
今後、インバウンド観光の水準は、パンデミック前のピーク時へとすぐにでも戻っていくと確信しています。海外から訪れるMarriott Bonvoy会員の皆様を再びお迎えすることができ、大変嬉しく思います。Marriott Bonvoyの会員数は全世界で1億7,000万人以上おり、日本全国を旅行される国内外の旅行者の皆様に、限定オファーや特典を提供できることを楽しみにしています。
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広島県知事 湯崎 英彦(ゆざき ひでひこ)様
世羅町は人と自然の関わりを通じて形成された里山を有する自然豊かな地域で、梨や葡萄に代表される果物や地元で採れる新鮮な野菜、米などの食材が豊富です。また、観光農園や花畑やワイナリーなどの多くの観光地を保有する場所でもあります。
道の駅世羅は、中国横断自動車道の世羅インターチェンジに近接しており、地理的な好条件を満たした「地域のゲートウェイ」としての機能を果たすとともに、交流人口の拡大や回遊性の促進など地方活性化に多大な効果をあげています。本日の開業が、世羅町の観光ポテンシャルを最大限に引き出す起爆剤となることを県としても大変期待しております。現在、外国人観光客の入国規制が大幅に緩和され、来年5月にはG7広島サミットが開催されるなど、本県ではインバウンドも含めた観光事業の増加が見込まれています。海外から来日される方に、まさに日本の原風景と呼ばれ、等身大の日本が感じられる世羅をぜひ味わっていただきたいと考えております。
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世羅町長 奥田 正和(おくだ まさかず)様
世羅町の観光資源はたくさんありますが、それを生かすには滞在いただくことがこれまでの課題でした。このホテルができることで、世羅町への宿泊客が増えることを大変うれしく思います。
ホテルの開業をきっかけに、県内でも素晴らしいと言われている世羅町の観光資源の価値をさらに出していきたいと思っていますし、今後は県内、国内だけでなく、世界各地から訪れていただく世羅町として、人々の交流の場として発展していきたいと考えております。
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衆議院議員 復興副大臣 小島 敏文(こじま としふみ)様
世羅町は、豊かな観光資源や歴史があり、年間約200万人の方が訪れる観光地として非常に活気のある場所です。
今後は、広島空港だけでなく、出雲空港からのアクセスが改良し、さらにその活気が増すことでしょう。
世羅町はこれからの観光地として、日本に来れば東京、京都ではなく、自然豊かな地方へ行きたい、地方の自然を見たいというニーズに応えられる、地方創生の先端として発展してほしいと考えております。
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青山学院大学 体育会陸上競技部監督 原 晋(はら すすむ)様
私はこの世羅で、高校3年間を駅伝選手として過ごしました。練習していると「がんばってよ」と町民の方々から温かい言葉をいただいたものです。
世羅の魅力は、なんといっても果物が美味しいです。特に幸水梨ほど美味しいものはありません。これらの食材を揃えており、自然豊かであるのが世羅の魅力です。また、世羅には多くの観光客の皆さんの受け皿となるような様々な観光資源がたくさんあります。世羅は、さらに、この田舎が財産です。世羅という街を世界に広げていきましょう。
フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅 概要
フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅は、道の駅「世羅」に隣接。近くには、春は桜、秋は紅葉の名所として人気の今高野山や、複数の文化財を有する龍華寺があります。世羅高原農場、香山ラベンダーの丘やこの地域に多数ある農場では、四季折々の花が咲き乱れる野原を散策できます。せら夢公園内のワイナリーでは、有名な世羅のブドウで作ったワインを直販しており、地元産の食材を使った味が自慢の料理を提供しています。
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/hijfi-fairfield-hiroshima-sera-japan/
・客室 / 全78部屋 キング:27室(アクセシブルルーム:1室)、ツイン:51室
・宿泊費 / 1室14,520円~(2名様利用、税金、サービス料込)
・客室平米数 / 25㎡
・階数 / 3階
・所在地 / 広島県世羅郡世羅町大字川尻字大柳2394-8
・支配人 / 藤岡 慶範
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ホテル外観
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ロビーラウンジ
・マーケットプレイス
1階には、道の駅や近辺のお店などで購入した食材を食べることができ、ワーケーションなどで使用できる電源が設置されている「共用スペース」、ドリンクやお土産の購入が可能な「マーケットプレイス」、その土地にちなんだ工芸品や書物を展示する「ライブラリー」を設置しております。
・朝食ボックス
当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。
広島県屈指の農産物一大生産地である世羅町。高原の豊かな自然環境のもと生育された「世羅みのり牛」、「瀬戸内六穀豚」、きれいな水と空気、寒暖差のある気候の世羅高原で育った新鮮野菜、果物、豆腐や卵など地元産のこだわり食材が詰まっています。お米の輝き、噛み締めた時の口に広がる甘さが特徴の「世羅米」とご一緒にお愉しみください。
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「Trip Base 道の駅プロジェクト」について
・積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに
地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。
・「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。
・これまで “旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。
・そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。
・「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
参考情報
『TRIP BASE STYLE』 地域の魅力を渡り歩く旅のヒントを集めた「Trip Base 道の駅プロジェクト」公式HP
https://tripbasestyle.com/
TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Twitter】
https://twitter.com/TRIPBASESTYLE
TRIP BASE STYLE トリップベーススタイル【公式Instagram】
https://www.instagram.com/tripbasestyle.official/