MSC GroupがBollore Africa Logisticsの買収を完了
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【ジュネーブ2022年12月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*MSCの声明
MSC Groupは、その100%子会社であるSAS Shipping Agencies ServicesがBollore Africa Logistics(ボロレ・アフリカ・ロジスティクス)の買収を完了したことを確認する。この買収は、関係するすべて規制当局の承認を得た。
MSCがBollore Africa Logistics SASとその関連会社(以下「Bollore Africa Logisticsグループ」)を買収したことは、アフリカのサプライチェーンとインフラに投資し、両社の顧客ニーズをサポートするというMSCの長期的なコミットメントを浮き彫りにしたものだ。
MSCは、Bollore Africa Logisticsグループを2023年に発表予定の新ブランドの下、多様なパートナーのポートフォリオを備えた自立的事業体として運営することを重ねて表明している。Philippe Labonne氏はBollore Africa Logisticsの社長として、長年にわたり行ってきた事業の舵取りを今後も継続する。
MSCは、アフリカ大陸自由貿易協定(AfCFTA)が実施される中、アフリカ大陸と世界の他の地域との接続を継続的に強化し、アフリカ内の貿易に可能性をもたらすことを目指している。Bollore Africa LogisticsはMSC Groupの財務力と事業運営の専門性に支えられ、各国政府とのコミットメント、とりわけ港湾利権に関する約束をすべて果たすことができるだろう。
MSC GroupのDiego Aponte社長は次のように述べた:
「Bollore Africa Logisticsを買収したことで、2万1000人以上の新しい仲間をMSCファミリーに迎えられることを大変うれしく思う。この買収を円滑かつ効率的にしてくれたBollore家、特にCyrille Bollore氏に感謝するとともに、これほどまでに確立されたビジネスを作り上げたBollore家を祝福する」
「今回の取引はMSCとアフリカとの長年の関係を強化し、アフリカ大陸全体および世界との貿易を支援・強化する船舶、造船所、コンテナターミナル、物流ソリューション、保管施設、道路・鉄道網への投資を含め、アフリカ大陸の経済成長への当グループのコミットメントを強化するだろう。当グループの戦略はこれからも、われわれの価値観ならびに世界155カ国で働く15万人以上の従業員を守る長期ビジョンに根ざしたものであり続ける」
▽MSCについて
スイスのジュネーブに本社を置くMSC Mediterranean Shipping Companyは、1970年にGianluigi Aponte氏によって設立された個人所有(株式非上場)の輸送と物流の世界的リーダーである。世界をリードするコンテナ海運ラインの1つとして、MSCは世界155カ国に675のオフィスを持ち、15万人以上の従業員を雇用している。世界中にまたがる道路、鉄道、海上輸送リソースの統合ネットワークへのアクセスにより、同社は現地の知識を備えたグローバルサービスを提供することに誇りを持っている。MSCの海運ラインは260以上の貿易ルートを運航し、520超の港に寄港している。
より詳しい情報はwww.msc.com を参照。
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ソース:MSC Mediterranean Shipping Company