「サウジアラビアはネットゼロ移行へ金属の持続可能な生産の先導者になる」とロンドン会議で産業・鉱物資源省代表
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【ロンドン2022年12月2日PR Newswire=共同通信JBN】サウジアラビア王国産業・鉱物資源省のKhalid Al-Mudaifer鉱業担当次官は、サウジアラビアの鉱物・金属採取とバリューチェーンへの投資の必要性を熱心に訴えた。
ロンドンで開催されたMines and Money会議に出席した国際代表団と世界の鉱業投資家は、炭化水素から再生可能エネルギーへの移行が鉱物・金属の持続可能で革新的な生産の世界的先導者になる道を開くとのサウジアラビアの説明を聞いた。特に、アフリカから中央アジアに広がる広大で新しく、ほとんど手付かずの鉱物スーパーリージョンが出現しているからである。
Khalid Al-Mudaifer氏は会議の基調講演で、鉱物は再生可能エネルギーへの移行に不可欠だと次のように述べた:
「脱炭素化、すなわちネットゼロへの移行は鉱物と金属なしには起こり得ない。多くの鉱物と金属だ。発見を拡大し、生産を拡大する必要がある」
「リン酸肥料の生産だけでも、王国はすでに世界のリーダーになっている」
「王国は、アルミニウム市場を抽出と世界向けの最終製品の生産に重点を置いた工業都市の建設により、安定させた。また、Lucid Motorsなどの有名な電気自動車メーカーや、EV Metalsなどの自動車関係サプライヤーと協力して、総合的な電気自動車製造複合施設を建設している」
次官はさらに、サウジ王国が世界最大のグリーン水素プラントを創設するなど、水素関係の取り組みを含む重要プロジェクトを指摘した。
サウジ王国は、アラビアンシールド地域だけでなく、スーパーリージョンで先頭に立つ採鉱を支援する投資の機が熟していると述べている:
「わが国は鉱業をさらに拡大し、統合されたバリューチェーンを構築するのに適した位置にある。わが国には安定した政府と安定した財政政策がある。わが国には経験がある。低コストのエネルギーがあり、優れたインフラストラクチャーがある」
次官は、鉱業の未来に挑み、巨額の投資を誘致し、サウジアラビアと、アフリカから西・中央アジアに広がる鉱業スーパーリージョンにかけての強固なパートナーシップを構築するFuture Minerals Forum(FMF、未来鉱物フォーラム)の強力な第2回会議への代表団の出席をあらためて招請した。
フォーラムは2023年1月10日に始まり、各国閣僚とその代表者で構成される影響力のある円卓会議が開催され、その後、6000人の代表者が出席する2日間の会議と展示会が開かれる。
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ソース:Future Minerals Forum