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無錫で2022年世界インターネット・オブ・シングス・エキスポ開催

2022.11.29 15:53

AsiaNet 99006 (3049)

【無錫(中国)2022年11月28日新華社=共同通信JBN】2022 World Internet of Things (WIoT) Exposition(2022年世界インターネット・オブ・シングス(WIoT)エキスポ)が11月25日、江蘇省無錫で開幕した。組織委員会(The Organizing Committee)によると、今年のエキスポは「Advanced sensing, industrial internet and internet of vehicles(先進センシング、産業インターネット、インターネット・オブ・ビークルズ)」をスローガンとし、主により具体的な分野に関するものだった。

3日間のイベントには、サミット、最新のIoTアプリケーション・製品を呼び物とする展示会、および産業インターネット、インテリジェントセンシング、インテリジェントコネクテッドビークルなどのテーマに焦点を合わせた幾つかのフォーラムが含まれていた。自動運転車両から産業ロボティクスまで、State Grid(中国国家電網)、China Mobile(チャイナモバイル)、ファーウェイ(Huawei、華為技術)、マイクロソフトなど240のIoT関連企業が約3万平方メートルに広がる展示会で最新の製品を展示した。

State GridのYue Yun氏は「当社はデジタルツイン技術を利用した電気自動車や送電網向けの充電ロボットを出展しており、来場者はVR(仮想現実)眼鏡をかけるだけで当社製品を体験することができる」と語った。

「IoTシティー」と呼ばれる無錫には現在、3000を超えるIoT関連企業があり、生産額は3500億元を超えている。無錫のインターネット・オブ・シングス産業の規模は現在、江蘇省で第1位である。集積回路産業の生産額は上海に次いで第2位であり、IoT国際規格の半分以上の策定をリードしている。

太湖のほとりに位置する無錫は、もともとは約2400年前に構築され、その後、中国の大運河の開通により米や織物の輸出の中心地となった。最近では、同市はよく発達した製造業で知られるようになった。しかし、過去13年間に無錫は近代的な産業・商業拠点からIoTの代名詞である先進製造都市へと再度成長した。

デジタル経済が無錫の経済の重要な推進力となることはほとんど間違いない。また、デジタル経済が無錫を世界中の他のノード都市と結び付けていると指摘することも重要である。無錫の企業は過去10年間に、78カ国の830超の都市でロンドン地下鉄やドイツのBMW工場を含むIoT関連のプロジェクトに着手した。無錫は、デジタル経済のキーワードであるIoTのように、その名を上げるだろう。

詳しい情報はhttps://www.wiotexpo.cn/ を参照。

ソース:The Organizing Committee of the 2022 WIoT

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