ズウンバヤン-カンギ鉄道が開通し、モンゴルの輸出と経済を大幅に後押し
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【ウランバートル(モンゴル) 2022年11月25日PR Newswire=共同通信JBN】モンゴルのL. オユーンエルデネ(L. Oyun-Erdene)首相は25日、政府の「新復興政策」の一環として同国の輸出競争力と経済全般を大幅に後押しする主要な新鉄道路線の開通式に臨んだ。
モンゴル南東部を226.9kmにわたって走行するズウンバヤン-カンギ鉄道(Zuunbayan-Khangi railway)は、タバントルゴイ-ズウンバヤン鉄道(Tavantolgoi-Zuunbayan railway)と、モンゴルと中国の国境にあるカンギ-マンダル国境検問所(Khangi-Mandal border)の間に重要な接続経路をもたらす。
中国国境で建設中の新たな鉄道へのさらなる接続によって、重要な経済回廊を横切る貨物の輸送距離はほぼ半分に短縮され、鉄鉱石など鉱物の貿易が大幅に増加することが予想される。
ズウンバヤン-カンギ鉄道の建設は2022年3月に始まったばかりで、このプロジェクトの完了によりモンゴルの輸出貨物量は30%の大幅増となり、年間貨物量は2025年からは現在の1040万トンの約2倍に安定して、国家歳入と地元の雇用を大幅に押し上げることが見込まれている。
開通後のスピーチで、モンゴルのL. オユーンエルデネ首相は次のように述べた:
「新しいズンバヤン-カンギ鉄道は、官民連携投資モデルによってわずか8カ月で建設された。鉱業輸出製品を競争力を伴って世界市場に輸送するためのモンゴルの新しい玄関口である」
「今日の開通はモンゴル政府の新復興政策の大きな節目である。この政策はパンデミック後のモンゴル経済を強化し、2050年までにモンゴルをアジアの主要国にすることを主眼に置いている」
海へのアクセスがないモンゴルは、同国の貿易を42本の乾燥した道路による国境地点に頼っているが、今年3月時点で鉄道によってつながれているのはそのうちの3本にすぎなかった。今回のプロジェクトの完了により、国の南部を横断する2番目の新たな鉄道が実現する。新復興政策が目指しているのは、すべての国境地点が道路や鉄道、高速道路で連続した形で接続されるのを保証することである。
180の企業と3500人以上の作業員が鉄道建設に参加した。
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ソース:The Government of Mongolia