国際高専4、5年生が大学4年生、大学院生とイノベーション創出に挑戦する研究環境をVRで見学可能
分野を超えた金沢工業大学の研究拠点「Challenge Lab」を3D VRで自在にウォークスルー
2022年11月16日
学校法人金沢工業大学
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103034/202211169882/_prw_OT1fl_Uv0A3iit.png】
国際高等専門学校では、4、5年生は併設校の金沢工業大学とキャンパスを共有する金沢キャンパス(金沢工業大学扇が丘キャンパス)で学び、研究プロジェクトに取り組みます。
このたび金沢工業大学の研究室(学部4年生、大学院生)と連携して取り組む「高専・大学クラスター研究プロジェクト」の活動拠点の一つ、金沢工業大学Challenge Labを3D VRで見学できるサイトが立ち上がりました。
白い円をマウスで操作することでラボ内を自由にウォークスルーできるほか、空間内の各スポットに置かれたタグをクリックすることで説明動画が視聴できます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202211169882-O1-lKx9XA2M】
[コンテンツURL]
https://my.matterport.com/show/?m=3aSsgjotFX3
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202211169882-O2-QZ1V8IAN】
当3D VRコンテンツは金沢工業大学の課外プロジェクトの一つであるCirKitプロジェクトが制作を担当したもので、以下の国際高専WEBサイトからもご覧になれます。
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/education/learning_innovation/
【金沢工業大学 Challenge Labについて】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202211169882-O3-P0KotxsX】
Challenge Labは、分野を超えて人と知識がつながり、未来の社会に必要とされる新しい技術や価値を創出する場として2017年7月、金沢工業大学扇が丘キャンパス内に開設されました。社会性のある課題に学生が学科や研究室の垣根を超えて集まり、卒業研究(プロジェクトデザインIII)や修士研究として取り組む「クラスター研究室」(分野横断型研究室)がここを拠点に活動しています。学生達は、自ら考えたさまざまなアイデアと、AI技術や金沢工業大学の研究所の知識などを分野を超えて結びつけ、未来社会に役立つ新技術や価値の創出にチャレンジします。館内(2階建て。延床面積1000平方メートル)は木質系の床と温かみのある照明が、学問の本質を追究できる落ち着いたアカデミックな雰囲気を醸し出しています。研究成果はラボ内に設置された3Dプリンタやカッティングマシンなどの加工設備を活用して具体化し、社会実装を目指す中で研究を深めます。
【高専・大学クラスター研究プロジェクト】
国際高専では、4、5年生は、金沢工業大学と連携した学びや研究、プロジェクト活動に参加します。大学の授業科目の履修や大学研究室でのインターンシップを行うほか、クラスター研究室で大学4年生や大学院生とともにイノベーションの創出に向けた研究プロジェクトに挑むことができます。
【 Challenge Lab 3D VRコンテンツ】
当コンテンツは金沢工業大学の課外プロジェクトの一つである「CirKitプロジェクト」が制作を担当しました。仮想空間上に表示された白い円をマウスで操作するとストリートビューのようにラボ内を自由にウォークスルーができるほか、空間内の各スポットに置かれた風船のようなタグをクリックすることで説明動画をご覧になれます。
特殊なアプリのインストールは不要なため、PCやタブレット、スマートフォンで気軽にお楽しみいただけるほか、仮想空間右下の「VRで表示」アイコンをクリックすると、VRヘッドセットを装着しての仮想体験も可能です(推奨はOculus Quest2)。
【コンテンツ制作を担当したCirKitプロジェクトのメンバー】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202211169882-O4-h33H310w】
当コンテンツの制作は、金沢工業大学CirKitプロジェクトのメンバーでメディア情報学科3年の川崎 蒼馬さんと経営情報学科1年の本 凜華さんの2名が担当しました。
■メディア情報学科3 年 川崎 蒼馬(かわさき そうま)さんのコメント
今回、「Matterport Pro2 3Dカメラ」でChallenge Lab の撮影と施設内紹介動画の作成を担当しました。普段は動画での表現に興味があり直感的に相手に伝わる映像表現を日々勉強中です。
今回のMatterportでの3D撮影では、2Dより直感的に空間を理解しやすいところがすぐれているなと思いました、また様々な文章や写真、動画などの情報をタグ付けすることもでき、臨場感のあるMAPからダイレクトに必要な情報を詳しく知ることが出来る点も画期的だと思います。撮影には1.5mほどの間隔で1枚1枚移動しながら空間撮影しなければならず、その点は手間暇がかかるので撮影現場との日程調整や撮影時間の確保が学生として苦労しました。
今後またこのような機会があれば、たとえば学園祭などのイベント時にどこに何があるかを撮影して、来場者の方に直感的に行きたい場所が分かる学園祭MAPなどをMatterport Pro2 3Dカメラ」で撮影してみたいです。様々なイベントをVR空間で楽しめると楽しいなと思います。
■経営情報学科1年 本 凜華(もと りんか)さんのコメント
施設内紹介動画の説明係を担当しました。Matterportを使った3D撮影に携わらせていただき、世の中にこんな装置があるのだと勉強になりました。MAPの中の特定のエリアを動画で説明する係で、初めての事でもあり緊張して何度か撮り直すこともありましたが、まわりのスタッフの方が優しくてなんとか無事撮り終えることが出来ました。
MAP上のタグ(旗印)をクリックすると動画が再生され、動きのある動画があるのと無いのとでは情報量や見る人のイメージも変わる事を知りました。
私は普段、大学のプロジェクト活動で広報などを担当しているので、今後またこのような機会があれば、説明者として様々な活動の取り組みを、動画などを通して紹介していきたいと思います。