中国北東部の七台河市が「オリンピックチャンピオンの都市」の称号を獲得
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【七台河(中国)2022年11月14日新華社=共同通信JBN】中国オリンピック委員会が中国東北部の黒竜江省七台河市に授与した「City of Olympic Champions(オリンピックチャンピオンの都市)」の授賞式が11月11日、七台河市で行われた。
七台河市は、楊揚(Yang Yang)、王濛(Wang Meng)、孫琳琳(Sun Linlin)、范可新(Fan Kexin)の各氏ら10人以上の冬季五輪チャンピオンと世界チャンピオンを育成してきた。七台河出身の選手は、冬季五輪で7個の金メダル、世界レベルの大会で177個の金メダル、全国レベルの大会で535個の金メダルを獲得した。
中国共産党(CPC)七台河市委員会宣伝部(Publicity Department of the CPC Qitaihe Municipal Committee)によると、七台河は現在、「National Key High-level Sports Reserve Talent Base(国家重点ハイレベルスポーツ人材備蓄基地)」および「National Short Track Speed Skating Qitaihe Sports Training Base(国家ショートトラックスピードスケート七台河スポーツ訓練基地)」であり、「Hometown of Winter Olympic Champions(冬季オリンピックチャンピオンの故郷)」として知られ、オリンピックを夢見る多くのアスリートが学びに来る。
2022年の北京冬季五輪大会で、范可新氏とチームメイトはデビューイベントでスリル満点の勝利を収め、中国に初の金メダルをもたらし、歴史的な躍進を遂げた。
市は近年、ショートトラックスピードスケートのトレーニングを提供する学校の建設、地方スポーツチームのトレーニング拠点の設立、氷雪スポーツイベントの開催など、ウィンタースポーツ人材を育成するための取り組みを強化している。
統計によると、七台河市には現在、20のショートトラックスピードスケートチームがあり、600人以上の選手がトレーニングを受けており、16人のコーチがいる。スピードスケート、スキージャンプ、スノーボードなどの6大スポーツで、300人を超す優れた選手を国や省に送り出した。七台河は、ショートトラックスピードスケートの人材を国内で最も潤沢に擁する都市である。
ソース:Publicity Department of the CPC Qitaihe Municipal Committee
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(画像説明:中国国家体育総局長で中国オリンピック委員会(COC)会長の高志丹(Gao Zhidan)氏(右)が、七台河市の 李兵(Li Bing)市長 (左)に「オリンピックチャンピオンの都市」トロフィーを贈呈)