Spheraとイーストマンが化学品製造用ライフサイクルアセスメント・ソフトウエアで協力
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【シカゴ2022年11月9日PR Newswire=共同通信JBN】
*化学品製造用LCAの自動化により、企業はポートフォリオ全体の環境フットプリントを迅速、透明、大規模に計算できるようになる
環境・社会・ガバナンス(ESG)のパフォーマンスおよびリスク管理ソフトウエア、データおよびコンサルティングサービスの大手グローバルプロバイダーSpheraは9日、長年の顧客である革新的なグローバル特殊素材企業イーストマン(Eastman)が、Spheraのライフサイクルアセスメント(LCA)自動化ソフトウエアの次期バージョンで協力してくれていると発表した。
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Spheraは今年初め、企業が自社の製品ポートフォリオの環境フットプリントの総合的かつリアルタイムの分析・洞察を迅速に得て、既存のシステムにシームレスに統合できるようにした、次世代LCA自動化ソリューションを発表した。SpheraのLCA自動化ツールは、企業が、設計から組み立てまでの各製造工程でより効果的に温室効果ガス(GHG)排出を削減するのに役立つ。
LCA自動化の次期バージョンは、化学業界の複雑なニーズに対応したものになる。化学企業は多くの産業に製品を供給しており、サステナビリティーへの注目が高まる中、イーストマンの取引先からは、全製品の環境プロファイルの透明性を提供するよう求める声がこれまでになく強まっている。しかし、化学業界では、メーカーは購入する原材料のカーボンフットプリントだけでなく、製造工程(反応、変換など)も考慮しなければならないため、カーボンフットプリントの計算は特に手間がかかる。製造工程は製品ごとに異なり、数十の段階で構成されている場合もあり、それぞれが環境フットプリントに影響を与えている。さらに、完全な環境フットプリントを得るには、各製品の製造工程に関わる全てのシステムからデータを収集する必要がある。
SpheraのMike Zamis最高製品責任者は「イーストマンを協力者として迎えることができてうれしい」「サステナビリティーに対する共通の姿勢と深い業界知識を持つ顧客から、こうした早い段階で貴重な知見を提供してもらえれば、化学業界向けLCAの自動化が信頼性の高いLCA計算に必要な機能を備えているようにするのに役立つ。科学的根拠に基づく実証済みの環境データと信頼性の高い手法に基づき、顧客が製品のサステナビリティーを計算できるようにすることは、より安全で持続可能かつ生産性の高い世界を実現するという当社の使命にとって極めて重要だ」と語った。
イーストマンでLCAと循環型経済のシニア・テクニカルリーダーを務めるJason Pierce氏は「サステナビリティーはイーストマンの戦略にとって不可欠で、当業界向けのLCA自動化の機能についてSpheraと協力できるのは光栄だ。当社のグローバル・ポートフォリオ全体にわたり、製品のカーボンフットプリントと全LCAデータのスケールアップを可能にする技術の最先端にいるのは、エキサイティングだ。これで、当社顧客により優れたサポートを提供し、当業界の野心的気候目標に向けた歩みを加速できる」と付け加えた。
このソリューションの次期バージョンの開発に向け、Spheraは、化学業界の企業にフォーカスグループに参加し、化学企業向けLCA自動化ソリューションが自社のニーズを確実に満たせるよう手助けしてほしいと呼び掛けている。フォーカスグループへの参加の詳細については、(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3698845-1&h=4074524177&u=https%3A%2F%2Fsphera.com%2Ffocus-group-lca-automation-for-chemical-companies&a=Focus+Group )を参照。
▽Sphera(スフェラ)について
Spheraは、環境、健康、安全およびサステナビリティー(EHS&S)、業務リスク管理、プロダクト・スチュワードシップに焦点を当てた環境・社会・ガバナンス(ESG)のパフォーマンスおよびリスク管理ソフトウエア、データおよびコンサルティングサービスの大手プロバイダーである。当社は30年以上にわたり、世界80カ国で6700以上の顧客と100万人以上のユーザーにサービスを提供し、企業が従業員の安全、製品の持続可能性、業務の生産性を維持できるよう支援してきた。Spheraの詳細については、www.sphera.com を参照。LinkedIn (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3698845-1&h=3363343401&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fcompany%2Fsphera%2F&a=LinkedIn )でSpheraのフォローを。
▽イーストマンについて
1920年創業のイーストマン(Eastman)は、人々が日常的に使用するアイテムに含まれる幅広い製品を製造するグローバルな特殊素材企業である。イーストマンは、物質面で生活の質を向上させることを目指し、安全性と持続可能性への取り組みを維持しつつ、顧客と協力して革新的な製品、ソリューションを提供している。同社のイノベーション主導の成長モデルは、ワールドクラスの技術プラットフォーム、顧客との深い関わり、差別化されたアプリケーション開発を生かし、輸送、建築・建設、消耗品などの魅力的な最終市場で主導的地位を拡大している。多様性を受け入れているグローバル企業であるイーストマンは、世界中で約1万4000人を雇用、100カ国以上の顧客にサービスを提供している。同社の2021年の売上高は約105億ドルで、本社は米テネシー州キングスポートにある。詳細については、eastman.eco(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3698845-1&h=237099068&u=https%3A%2F%2Fwww.eastman.com%2FCompany%2FCircular-Economy%2FPages%2FOverview.aspx%3Futm_source%3DMedia%26utm_medium%3DPR%26utm_campaign%3DSpheraAnnouncement&a=eastman.eco )を参照。
▽メディア問い合わせ先
Astrid Dickinson
sphera@aspectusgroup.com
ソース:Sphera