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バーレーンが金融サービス分野で7270万米ドル相当の投資を誘致

2022.11.02 16:53

AsiaNet 98571 (2749)

【マナマ(バーレーン)2022年11月1日PR Newswire=共同通信JBN】バーレーンの投資促進機関であるバーレーン経済開発委員会(Bahrain Economic Development Board、EDB)は、11月2日から4日まで開催されるSingapore Fintech Festival(シンガポール・フィンテック・フェスティバル)への参加を発表した。フィンテックや金融サービス企業がバーレーン経由で中東・北アフリカ(MENA)地域の市場を開拓できるよう支援するのを目的としている。

バーレーンEDBは2022年第1-第3四半期に、金融サービス企業9社がバーレーンに拠点を開設または拡大するのを支援し、7270万米ドル(2750万バーレーン・ディナール、BD)の直接投資を生みだした。金融サービス分野への投資は、今後3年間で840人以上の雇用を創出する見通しだ。

バーレーンEDBが誘致した金融サービス企業には、ブロックチェーンサービスの世界大手バイナンス(Binance)や、国内で育成されたオープンバンキング企業Spier Technologiesのほか、Gulf Insurance Groupの新しい地域本部なども含まれる。

バーレーンEDBのDalal Buhejjiエグゼクティブディレクター(金融サービス事業開発担当)は「バーレーンの金融サービス分野に投資家が次々と進出し、前向き思考の規制当局が推進する強力かつ鋭敏なエコシステムの利益を受けているのは喜ばしいことだ。われわれにとって金融サービスは、投資の増加や雇用創出をもたらす優先分野であり、バーレーンのEconomic Recovery Plan(経済復興計画)にも沿ったものだ」と語った。

バーレーンECBは今年1-9月に、全分野で計66企業から9億2100万米ドル(3億4800万BD)の直接投資を呼び込んだ。この結果、今後3年間で金融サービスや情報通信技術(ICT)、物流、製造、観光などの主要分野で4700人以上の新規雇用がもたらされる見通しだ。

金融サービス分野がバーレーンの国内総生産(GDP)に占める割合は、石油に次いで大きく、この地域では最も古くて基盤も確立している。今日ではバーレーンのGDPの17%以上を占め、被雇用者1万3600人以上のうち70%近くはバーレーン人だ。

バーレーンは経済復興計画に従って、金融サービスがGDPに占める割合を2026年までに20%まで伸ばすことを目指している。金融サービス分野の開発戦略には重点目標として、雇用の機会創出、資本市場の振興、法整備や規制策の強化、保険分野の育成、金融サービス・フィンテック分野の拡充の5つが含まれる。

バーレーンにおける金融サービスとフィンテックの投資機会についてもっと知るには、シンガポール・フィンテック・フェスティバルのバーレーンEDBチーム(International Hall 5, Stand # 5J23)まで。

▽バーレーン経済開発委員会(Bahrain Economic Development Board)について
バーレーン経済開発委員会(EDB)は、バーレーンへの投資を誘致し、投資環境を増強するイニシアチブを支援する包括的な責任を負った投資促進機関である。

EDBは、バーレーンの投資環境が魅力的であることを保証し、主要な長所を伝え、投資を通じてさらなる経済成長の機会がある分野を特定するため、政府および現在および将来の投資家の両方と協力している。

EDBは、バーレーンの競争力の優位性を活用し、重要な投資機会を提供するいくつかの経済分野に焦点を絞っている。これらの分野には金融サービス、製造、技術とイノベーション、観光、教育、医療、物流、輸送が含まれる。

バーレーン経済開発委員会に関する詳細な情報はwww.bahrainedb.com を参照。

ソース:Bahrain Economic Development Board

共同通信PRワイヤー
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