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Chaosが世界の3D視覚化を導き、視覚化テクノロジーの民主化への勢いを加速

2022.11.02 12:25

AsiaNet 98579

M&Aに続き、同社は、指導部の採用、Innovation Labおよび統合視覚化のワークフローの最初のステップを発表

ドイツ、カールスルーエ, 2022年11月1日, /PRNewswire-AsiaNet/ –

Chaosは、包括的な視覚化エコシステムを生み出すための勢いがついたと発表した。これまで1年をかけて、より使いやすい3D、拡張現実(AR)、および仮想現実(VR)テクノロジーへの需要の高まりに対応するため、同社はリアルタイムレンダリングと仮想現実テクノロジーを提供する大手プロバイダーEnscapeと合併した。同社はまた、商業向けの代表的な3D家具製品視覚化プラットフォームのCylindo、および建築ビジュアライゼーションのオープンオンラインコミュニティである CGarchitectも買収した。新たに合併を遂げた同社は今後可視化におけるグローバルリーダーとなり、テクノロジー、ツール、そしてコミュニティを、建築家、デザイナー、そして3Dのアーティストとメーカーなどを含むデザイン界全体の関係者に提供する。

Chaosはまた、その成長を支えるために採用された新しい指導部についても発表した。以前Siemens Digital Industries Softwareに勤務していたMichael Tritschlerが、Chaosの最高財務責任者に任命された。Googleに以前勤務していたTobias Espigが、最高マーケティング責任者として最近同社に入社した。

「当社は、デザインプロセスに関わるすべての人が視覚化ソフトウェアとワークフローへアクセスできるようにするために尽力しており、当社の今の勢いに誇りを持っている」とChaosのCEO、Christian Lang氏は述べている。「当社は、補完的なテクノロジーと専門知識を統合することにより、デザインプロセスで利害関係者を団結させ、障壁を取り除き、迅速、簡単、かつ協力してアイデアを実現することを可能にするために必要なツールを提供することができる。そうすることで、当社は世界最大の3D視覚化企業を生み出し、この業界の未来を定義することに貢献できる。」

早期の製品統合により、デザインワークフローを強化し、障壁を取り除く

建築デザインの可視化において課題となるボトルネックを取り除き、統合された視覚化ワークフローを通して強力な協働を可能にするために、同社はSketchUp用のV-Ray 6およびRhino用のV-Ray 6の発売により製品統合の最初の段階を作り出した。現在、V-RayがEnscapeと互換性を持つようになったことにより、建築家やデザイナーは、3Dアーティストが即座にそれに基づいて構築することが可能なデザイン構想を提供することができる。これにより、可視化をひとつ上のレベルにまで引き上げられることができる。 

同社は、この互換性が他のモデリングソフトウェアでも利用可能にするために取り組んでおり、Revit用のV-Rayもまもなく登場する。これは、利害関係者のためにデザインワークフローを改良し続け、デザイナーやアーティストがクラウドを容易に活用し、例えばV-RayをEnscapeに戻すなど、自由に各ツール間でデータを交換できるようする。コラボレーションの改善は、多くのメリットをもたらす。例えば、アーティストが素材やカスタムモデリングに関してデザイナーの支援ができるようになる。また、デザイナーに対して商業的およびブランドのコンテンツからなる広大なライブラリにアクセスを提供できる。

「長年にわたり、設計と視覚化は真空状態で機能してきた。デザイナーはEnscapeで作業し、テクニカルアーティストはV-Rayで作業するという具合なので、ひとつのものから別のものへ移行することは大変難しいことだった」とVoxl.Visionの所有者兼クリエイティブデザイナーのTed Vitale氏は語る。「EnscapeとV-Rayを接続することで、当社はついに完全な視覚的パイプラインを実現させることができた。これにより、貴重なデザイン情報を失うことなく、反復的なデザインプロセスから完全に編集可能なマーケティングの可視化へと移行することができる。これは、私にとって約10年前に建築の可視化を開始して以来起きた進展の中で、最もエキサイティングなことの1つである。」

V-RayとEnscapeの統合に加えて、同社は既存の製品ポートフォリオを拡大した。これには本日発売されたセルフサービス製品可視化ツールのCylindo Studioなどがあり、ユーザーは仮想フォトスタジオで4Kの高品質なライフスタイル画像を作成することができる。Cylindo Studioは使いやすく、以前の3D知識は不要であるため、クリエイティブチームは3D画像をスケールに応じて効率的に生成することができる。その他の製品の発売とアップデートには、 Mac用EnscapeEnscape 3.3およびWindows用Enscape 3.43dsMax用V-Ray 6Maya用V-Ray 6Cinema 4D用V-Ray 6Corona 8および3ds MaxとCinema 4D用Corona 9、Cylindoプラットフォームへのアップデートが含まれる。 

Chaos Innovation Labの立ち上げが、民主化の長期的ビジョンに貢献

また過去1年にわたりChaosはInnovation Labを立ち上げてきた。これは世界中のChaosの従業員が、人工知能(AI)や神経ネットワークなど、レンダリングと関連のテクノロジーにおけるアイデアとリサーチを共有することを奨励するための専用のイニシアチブで、テクノロジーの進化を支援するものだ。

Chaosの共同創設者Vladimir Koylazov氏とメンターのチームが率いる Innovation Labは、グラフィックテクノロジーにおける学術機関やその他のリサーチハブおよび開発ハブとパートナーになり、新しいコンセプトをテストして、Chaosの製品の長期的ビジョンおよび業界の未来に貢献する。

また、同社は毎年ハッカソンを開催してソフトウェア開発者を集め、レンダリングテクノロジーにおける新しいアイデアを発見してテストしている。今年プラハで開催されたChaos Rendathonのイベントでは、世界中のさまざまなオフィスの従業員が参加した。

Koylazov氏は次のように述べている。「当社の製品とソリューションが成功したのは、ユーザーに革新的で効率的な方法を提供したからである。テクノロジーの開発速度にはめざましいものがあり、当社の目標は、建築家、デザイナー、アーティストがさらに効率的かつ創造的に仕事ができるよう、適切なツール、テクノロジー、専門知識を提供し続けることである。」

Chaosについて

Chaosは、建築、エンジニアリング、建設、製品設計、製造、メディアおよびエンターテイメントのために3D視覚化テクノロジーを開発し、デザインスペクトル全体の参加者に対して直感的でパワフルなワークフローを生み出している。

2022年にChaosはEnscapeと合併しCylindoを買収した。同社の製品ポートフォリオには、アカデミー賞とエンジニアリング・エミー賞を受賞した物理的ベースレンダラーのV-Ray、高品質のリアルタイムレンダリングと仮想現実プラグインのEnscape、高性能な写実的レンダリングエンジンのCorona、および商業用3D家具製品の可視化プラットフォームであるCylindoなどがある。

Chaosは現在、700人以上の従業員を擁する世界最大の3D視覚化チームとなっている。ドイツのカールスルーエ、米国のニューヨーク、ロサンゼルス、ボストン、ブルガリアのソフィア、デンマークのコペンハーゲン、北マケドニアのビトラ、スコピエにオフィスを置いている。詳細については、chaos.com, enscape3d.com 、cylindo.comをご覧ください。



(日本語リリース:クライアント提供)




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