GMP細胞開発製造受託企業アイ・ピース、カリフォルニア州再生医療機構と医療用iPS細胞提供に関し提携合意
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210308985-O1-3bf5vgey】
I Peace, Inc.(アイ・ピース株式会社)
809 San Antonio Road, Suite 7, Palo Alto, California 94303 U.S.A.
WEB: https://ipeace.com/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210308985-O2-c5tEIS4v】 2022年11月1日
I Peace, Inc.
GMP細胞開発製造受託企業アイ・ピースは、医療用iPS細胞提供に関し カリフォルニア州再生医療機構との提携に合意いたしました
アイ・ピース(I Peace)(https://www.ipeace.com )はこのほどカリフォルニア州再生医療機構(CIRM: California Institute for Regenerative Medicine https://www.cirm.ca.gov/ )との間で医療用iPS細胞提供に関する提携に合意いたしました。これにより、今後CIRMが助成する研究や治験などにcGMPグレードiPS細胞を提供することなります。アイ・ピースはこれまでも世界各地の細胞医療開発企業、製薬企業、医療研究機関などにcGMPグレードiPS細胞を提供しており、これらの実績と評価が今回のCIRMとの合意につながったものと考えております。
弊社細胞製造拠点は厚生労働省より特定細胞加工物製造許可を得ているのみならず、iPS細胞バンク(マスターセルバンク、ワーキングセルバンク等)のリスク管理戦略について医薬品医療機器総合機構(PMDA)による対面助言相談記録が確定しています。また、第三者機関により医薬品の製造管理および品質管理に関するグローバルな基準であるICH-Q7ならびに米国食品衛生局(FDA)の製造プロセスに関する規制である21CFR210/211に準拠、そしてiPS細胞のもととなる血液ドナーのスクリーニングは米国食品衛生局のヒト細胞・組織およびそれらに由来する製品に関する基準21 CFR1271に準拠している旨の認証を受けています。また、弊社施設はFDA登録医薬品製造施設データベースに掲載されており、このことはFDAに提出した施設詳細情報をもとに医薬品製造にふさわしい条件を備えた施設として認められたことを意味します。また、作製された医療用iPS細胞の製造情報詳細は製法、品質管理、安定性試験を含めてFDAのDMF (Drug Master File)に登録されています。
今回のCIRMとの合意を機に、iPS細胞由来細胞医療開発の発展に向け、アイ・ピースのiPS細胞量産技術をより一層磨き、細胞医療開発企業、製薬企業、医療研究機関をサポートし、iPS細胞由来細胞医療が日常的な医療となる日が一日も早く実現するようより一層努力してまいります。
アイ・ピース(I Peace)について
アイ・ピースは、cGMP iPS細胞の販売、及び医療用細胞の製造受託サービスをグローバルに展開しています。京都大学山中伸弥教授の研究室出身で、世界で初めてヒトiPS細胞の樹立成功を報告した論文の第二著者でもある田邊剛士 によって2015年に立ち上げられた会社です。iPS細胞の開発当初から研究に従事してきた田邊は、アイ・ピースを通じiPS細胞を全ての人々の手に届くものとすることを目指し、日々革新的な技術開発に取り組んでいます。アイ・ピース独自の技術により、コンタミネーションの懸念なく複数のドナー由来のiPS細胞を並行して製造することができ、多数のiPS細胞を適切な価格で提供することが可能となりました。PMDA・FDA基準に沿った高品質細胞製品として弊社のiPS細胞その他細胞製品を製薬会社・細胞医療開発会社に利用していただくことを通じ創薬・細胞医療開発を支援し、また、世界中の一人一人が自分自身のiPS細胞を持つことにより将来に備えることができるように個人向けのiPS細胞製造を進めています。細胞医療が一日も早く患者さんの手が届くものとなるよう、製薬会社・細胞医療開発会社を支援するとともに、個人向けiPS細胞バンキングサービスの確立により再生細胞医療の一日も早い普及を目指しています。
I Peace, Inc.
創始者・CEO:田邊剛士(Koji Tanabe)
創立:2015年
本社所在地:米国カリフォルニア州パロアルト
日本子会社:I Peace, Ltd.(アイ・ピース株式会社)、京都市
iPS細胞製造拠点(Peace Engine Kyoto):京都市
ウェブサイト https://www.ipeace.com