Cambrexが米ミネソタ州ミネアポリスの新しいR&D施設とアイオワ州チャールズシティーの拡張に1650万米ドルを投資へ
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【イーストラザフォード(米ニュージャージー州)2022年10月27日PR Newswire=共同通信JBN】Cambrexは27日、ミネソタ州ミネアポリスにある2万1000平方フィートの新しい研究開発施設に投資し、小分子の開発・製造能力を拡大すると発表した。ミネアポリス・セントポール国際空港近くに戦略的に位置するこの新しい施設は、医薬品候補の分析・化学開発を専門とし、アイオワ州チャールズシティーにあるCambrexの旗艦施設の延長として運営される。Cambrexは、ミネアポリスの新しい施設で今後2-3 年間に約40人の新規雇用を追加する予定。
Cambrexは、アイオワ州チャールズシティーで、複数段階の9000平方フィートの拡張プロジェクトと2万1000平方フィートの改修プロジェクトを同時に開始する予定。この拡張により、新しい品質管理ラボと管理オフィススペースが追加され、この施設で40人の新規雇用がもたらされる。今回の大規模改修により、既存の品質管理と研究開発の施設が強化、近代化される。The Iowa Economic Development Authority(IEDA、アイオワ州経済開発局)理事会は、High Quality Jobs(HQJ)プログラムを通じて今回の事業拡張を支援するため、同社に税制上の優遇措置と30万米ドルの直接的な財政支援を与えた。
CambrexのThomas Loewald最高経営責任者(CEO)は「ミネアポリスの当社の新施設は、中西部での分析・化学開発のフットプリントを倍増させ、顧客に最先端の能力と最高の科学専門家への容易なアクセスを提供する。われわれは、高品質のAPIの開発と製造に対する需要をサポートするため、米国を拠点とするフットプリントに継続して投資していく」と語った。
今回の投資は、2022年第1四半期に完了したチャールズシティーでの5000万米ドルの拡張に続くもので、Cambrexを米国で最大かつ最先端の医薬品有効成分=原薬(API)製造拠点として確立させるものである。この施設は45エーカーの敷地に建っており、極めて強力な分子や規制物質を含む幅広いAPIや医薬品中間体を生産している。
▽Cambrexについて
Cambrexは、医薬品のライフサイクル全体にわたり原薬、製剤、分析サービスを提供している世界有数の医薬品受託製造開発機関(CDMO)である。40年以上の経験を有し、北米と欧州のグローバル顧客にサービスを提供し、成長する2300人超の専門家からなるチームを擁するCambrexは、ブランドおよびジェネリック市場におけるAPIおよび最終剤形の開発・製造の信頼できるパートナーである。
Cambrexは、連続フロー、規制薬物、固体科学、材料特性評価、安定性保存、高力価API など、幅広い特殊原薬技術、機能を提供している。さらにCambrexは、経口固形薬、半固形薬、液薬など従来の剤形に加え、徐放薬、多剤混合薬、小児用薬、二層錠、スティックパック、局所薬、規制薬物、無菌および非無菌軟膏などの特殊剤形製造の専門知識も有している。
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ソース:Cambrex