Spheraの2022年安全性リポート:プロセス安全目標と現実とのギャップが拡大
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【シカゴ2022年10月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*Spheraの最新のSafety Report(安全性リポート)のデータは、プロセス安全管理の意図と現実の間の持続的なギャップを明らかにしており、ESG(環境、社会、ガバナンス)はPSM(プロセス安全管理)およびORM(オペレーショナルリスク管理)の専門家の間でますます考慮されている
Spheraの最新の2022年Safety Report(安全性リポート)は、企業のESG(環境、社会、ガバナンス)への取り組みは継続的に拡大され、ほとんどの企業が企業文化の一部として安全を受け入れている一方で、プロセス安全管理の改善ではまだ対処すべき欠点があることを明らかにしている。
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環境、社会、ガバナンス (ESG) パフォーマンスおよびリスク管理ソフトウエア、データ、およびコンサルティングサービスの大手グローバルプロバイダー、Spheraは、世界中の280人のプロセス安全・オペレーショナルリスク管理専門家を対象に、プロセス安全管理 (PSM) とオペレーショナルリスク管理 (ORM) の現状について調査を行った。調査結果によると、回答者の69%が企業のプロセス安全目標と実際に経験したプロセス安全の間にギャップがあることを示した。2021年の調査では回答者の21%が安全に関する意図と実際に起こっていることとの間にギャップが存在すると報告しており、この比率は大幅に増大している。安全上重要な保守のうち、通常の月に67%しか達成されていないという調査結果は、意図と現実の間の断絶を示している。
限られたリソースや限られた予算などの持続的な課題が、ギャップ拡大の少なくとも一部を説明する可能性がある。「Great Resignation(大量自主退職)」などのトレンドも一因となる可能性がある。これは、従業員が退職し、専門知識が失われるとプロセスの安全性が損なわれる可能性があるためである。
回答者が効果的なPSMを妨げていると特定した上位3つの課題は、管理上の課題 (46%)、トレーニング・能力 (45%)、意識を向上させるための最前線による不十分な関与 (34%) である。回答者は、上位3つの重要な安全性パフォーマンスの推進要因は、運用・重大災害ハザード (MAH) のリスクエクスポージャー (66%)、運用の卓越性 (57%)、および規制順守 (49%) の削減であることを示した。
Spheraの年次Safety Reportは7年間にわたり、世界的な出来事とマクロ経済の動向に照らして、PSMとORMの現状を調査してきた。回答者は、製造、石油・ガス、化学/石油化学、エネルギー、建設およびエンジニアリングなど、いくつかのグローバルな業界に所属している。
技術ソリューションの採用率は、Safety Reportで改善すべき特定の領域として特定されている。実質的にすべての回答者(96%)が、技術によって効果的なPSMとORMが可能になると述べている。だが、採用率はまだ認識された価値を反映しておらず、利用可能な技術ソリューションを会社がすべて利用していると答えたのは回答者のわずか11%にすぎない。成熟度が低いことや、異種のシステムやデータを接続する際の課題など多くの要因が、この採用率の低さに起因している可能性がある。
SpheraのScott Lehmann副社長(運用リスク管理向け製品管理担当)は「2022 Safety Reportはプロセス安全の目標と現実との間に根強いギャップがあることを明らかにしており、技術ソリューションの認識と採用の間の断絶は、組織が克服しなければならない追加的ハードルとなっている。リアルタイムデータと実用的なリスク評価を提供する技術は、組織全体の点を結び付けてギャップを減らし、安全性向上の取り組み推進をサポートする。コンプライアンスと改善された予測的意思決定のためのさまざまなツールに依存することで、企業は従業員の安全と運用の生産性を維持することができる」と語った。
安全性は強力な組織の基盤であり、PSMとORMは企業のESGパフォーマンスにおいて重要な役割を果たす。ESGフレームワークのコンテキスト内で、PSMは人々、および企業が運営しているコミュニティーの安全を維持することを目的としている。安全性調査で初めて、PSMとORMの専門家は、PSMが自社のESGプログラムのどこに適合するかとの質問を受けた。圧倒的多数(87%)がPSMは自社のESGの取り組みに適合すると述べているが、ESGのどの側面(環境、社会、またはガバナンス)が自社のPSMプログラムに最も明確に適用されるかについては若干の意見の相違がある。しかし、自社の事業にとり最も懸念される影響シナリオはどれかとの質問に対しては、回答者の71%が環境影響シナリオを挙げた。
SpheraのPaul Marushka最高経営責任者(CEO)兼社長は「ESGはもはや、あると便利なものではなく、なくてはならないものであることがますます明らかになっている。企業のリスク軽減の取り組みは、本質的にESGのパフォーマンスに結びついており、組織全体でESGを運用することで、情報に基づいた意思決定が促進され、PSMおよびORMの専門家によるESGリスクの管理・軽減をサポートする」と付言した。
▽Safety Surveyについて
Spheraは2022 Safety Report(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3680560-1&h=646495979&u=https%3A%2F%2Fsphera.com%2Freport%2Fsafety-report-2022%2F&a=2022+Safety+Report )のため、組織内のPSMおよびORMの現状について、280人のプロセス安全・オペレーショナルリスク管理の専門家を調査した。回答者は、製造、石油・ガス、エネルギー、化学/石油化学、建設およびエンジニアリングなど、いくつかのグローバルな業界に所属していた。
▽Spheraについて
Spheraは、環境、社会、ガバナンス (ESG) パフォーマンスおよびリスク管理ソフトウエア、データ、および環境、健康、安全、持続可能性 (EHS&S)、オペレーショナルリスク管理、および製品管理に重点を置いたコンサルティングサービスの大手プロバイダーである。30年以上にわたり、80カ国の6700を超える顧客と100万人を超えるユーザーにサービスを提供し、企業が従業員の安全、製品の持続可能性、運用の生産性を維持できるよう支援してきた。Spheraに関する詳細な情報はhttps://sphera.com を参照。SpheraをLinkedIn (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3680560-1&h=2560236372&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fcompany%2Fsphera%2F&a=LinkedIn )でフォローを。
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ソース:Sphera