Far Eastern New Century、循環経済を通じて廃棄物ゼロと低炭素排出を目指す
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【台北2022年10月21日PR Newswire =共同通信JBN】サステナビリティーとグリーンマテリアル革新および設計の世界的リーダーであるFar Eastern New Century Corporation(FENC)は、2022年10月12-14日に開かれたTaipei Innovative Textile Application Show(TITAS、台北国際テキスタイルフェア)で新リサイクル技術と製品ソリューションを発表した。
FENCは同社のバーティカルチェーンから多様な資源と環境に優しい製品を統合し、高機能で持続可能な生地を国際ブランド向けに開発している。エンドカスタマーの普段着を満たすだけでなく、FENCは国際スポーツイベントの大手サプライヤーも務めている。
「FENC(R)TOPGREEN(R)rTEX Spun Yarn」は工場の床に落ちている繊維ごみを化学処理なしで、持続可能な100%リサイクルのポリエステルと100%リサイクルの木綿糸に再生する。
「FENC(R)TOPGREEN(R)rTEX Filament」は実質的には生地をリサイクルしたポリエステル繊維である。繊維くずや古着は、選別、裁断、溶解、ペレット化、紡績などの工程を経る。このソリューションは国際的なブランドで採用されており、2023年にはスポーツウエアのカテゴリーで開始される予定である。
「FENC(R)TOPGREEN(R)Bio3 PET」はLanzaTech社のCCU(CO2回収・利用)技術を活用し、産業廃棄物のガスを低炭素エチレングリコール(EG)に変えて、それを全く新しいポリエステルに転換する。「FENC(R)TOPGREEN(R)Bio3 PET」ソリューションは、ISPO Textrends Awardsの「最優秀製品」賞を受賞し、2022年には排気ガス再利用技術とN66溶液染色で作られた世界初の生地として、国際テキスタイル製造者連盟(ITMF)の「サステナビリティー&イノベーション」賞で表彰された。
2016年からFENCはアディダスやParley for the Oceansと提携し、海洋に捨てられたペットボトルをスニーカーやスポーツエアに作り直している。2022年には、海洋プラスチックをリサイクルして作られたスポーツジャージがFIFAワールドカップに初登場する。このコラボレーションは、予選ラウンドでドイツ、ベルギー、スペイン、アルゼンチン、日本、メキシコ、ウェールズ、コロンビア、チリなどの代表チームを含む9カ国の代表チームキットに採用された。生地の強さは破断試験や、選手が実際に着用した強度試験に合致し、パフォーマンス向上に多くの利点をもたらしている。
温暖化ガス排出実質ゼロへの行動は待ったなしで、FENCはこの国際ビジョン達成への呼びかけに応えている。FENCの生産事業計画は排出に関して、2020年を基準に2025年までに20%、2030年までに40%を削減し、2050年までにはネットゼロを達成すると公約している。
▽Far Eastern New Century(FENC)について
FENCは1949年に設立された。台湾に拠点を置く国際企業で、米国、日本、中国本土、ベトナム、マレーシア、フィリピン、その他多くの国・地域で事業を展開している。FENCは原材料から消費者製品まで幅広い製品領域を提供する垂直統合型の世界で唯一のポリエステルサプライヤーである。製品と用途の範囲は、ペット(PET)ボトル、食品および非食品の包装、衛生、自動車、ホームテキスタイル、機能性アスレチックアパレルなど、日常生活のあらゆる側面を網羅している。2021年の連結売上高は85億米ドルに達し、総資産は230億米ドルに達した。3万人以上の従業員を擁するFENCは、世界のトップ3ポリエステル生産者であるだけでなく、食品グレードのリサイクルPETおよびリサイクルポリエステルフィラメントの世界最大の生産者である。詳しい情報はwww.fenc.com を参照。
ソース:Far Eastern New Century Corporation
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(画像説明:Far Eastern New Century CorporationがTaipei Innovative Textile Application Showで持続可能で革新的な技術を発表)