電通とドリームインキュベータ、ASEAN市場向け「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」を提供開始
- 3つの「E」でビジネストランスフォメーション促進を支援 -
2022年10月20日
株式会社 電 通
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:榑谷 典洋、以下「電通」)は、株式会社ドリームインキュベータ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長COO:三宅 孝之、以下「ドリームインキュベータ」)と共同で、3つの「E」でビジネストランスフォメーション促進を支援する「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」を本日より提供開始します。
近年、国内市場が伸び悩む中、多くの日本企業がポストコロナ・経済復調を見据えたASEAN市場に着目し、新規参入や既存事業の拡大、革新的な事業開発に乗り出しています。一方、ASEAN諸国では、生産・加工・貿易拠点から有望な成長・成熟市場への転換期にあり、新たな事業戦略やビジネスモデルが求められています。また、物質的な利便性は既に享受され、より本質的・情緒的に、生活者の価値観にプラスの効果を与える事業が注目を集めていることから、リアルな生活者のインサイトを把握することが重要です。さらに、各国の価値観が成熟し、SDGsに掲げられるような社会課題への対応も必要とされていますが、それらの実現にはさまざまな課題があるのが現状です。
こうした状況を踏まえ、電通とドリームインキュベータは、それぞれの異なる強みを融合したビジネストランスフォメーション支援ソリューション「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」を共同で提供していくことにしました。電通の「グローバルネットワーク力、クリエイティブな価値創出力・実行力」と、ドリームインキュベータの「社会・産業・企業の課題を重ねて捉えた上での、官民の連携も含む枠を超えた新事業創造力」を統合し、事業の川上から川下まで、またB2B、B2Cから「B2B2S(Business to Business to Society)」までのトランスフォメーションを、3つの「E」領域(Entry、Expansion、Evolution)で支援していきます。今回は第一弾として、日本企業のニーズが高いASEAN市場からサービスを開始し、順次その地域を広げていく予定です。
〈「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」概要〉
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210198399-O1-0D36fmx3】
〈「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」3つの「E」領域〉
① Entry(市場参入の支援)
“真の勝ち筋”の見極めに向け、電通の「生活者インサイト視点」「ブランディング視点でのビジネス開発」、ドリームインキュベータの持つコンサルティングノウハウとサービスを提供します。
② Expansion(現地事業の拡大)
新しい視点、手法による非連続な成長・事業拡大に向け、電通の「コト発想、クリエイティブ発想のビジネス開発」「異質なパートナーとの掛け合わせ」を提供し、事業戦略を提案します。
③ Evolution(SX[Sustainability Transformation]のデザイン)
電通の持つ知見から「その国のありたき未来から逆算した企業の価値設定」「技術にアイデアを掛け合わせたソリューション」を提供、社会課題に根差した中長期スパンの新規事業をデザインし、ビジネストランスフォメーション促進を支援します。
※対象国:ASEAN主要6カ国(ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール)
2021年5月に株式会社電通グループとドリームインキュベータは資本業務提携しました。以来、電通とドリームインキュベータは顧客企業の変革を推進するための協業を進めています。電通は今後も、ドリームインキュベータとの協業を通じ、ASEANも含めたグローバル市場において、顧客企業のビジネス変革と価値創造に資するサービスを提供してまいります。
〈ドリームインキュベータ概要〉
・社名 :株式会社ドリームインキュベータ
・所在地 :東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング4F
・創業 :2000年6月1日
・代表者 :代表取締役社長COO 三宅 孝之
・事業内容:ビジネスにおける最も普遍的で有益な戦略コンサルティングスキルと、インキュベーションで培われるリアルかつ当事者的な経営力を融合することにより、「社会を変える 事業を創る。」をミッションに、新たな事業や産業の創造・成長支援を行う「The Business Producing Company」
・URL :https://www.dreamincubator.co.jp/
以上