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Saankhya LabsのSDRチップセットがADTHの革新的な次世代ATSCデザインを強化

2022.10.20 15:24

AsiaNet 98362 (2594)

【ベンガルール(インド)2022年10月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*SL3000を搭載したゲートウエー、セットトップボックス、HDMIデバイス、USBドングル

Tejas Networks(BSE: 540595)(NSE: TEJASNET)の子会社であるSaankhya Labs(https://saankhyalabs.com/ )は19日、アトランタ、上海、ソウル、台北にオフィスを持つ有力な通信ソリューションプロバイダーのADTHがATSC 3.0/1.0復調回路チップセットに基づくSaankhyaのSDR(ソフトウエア無線)であるSL3000を搭載した一連のNEXTGEN ATSCデザインを発売したと発表した。直ちに製造可能なデザインによって、OEM/ODMはアップグレードソリューションを提供し、北米と韓国の何百万人もの消費者が既存のHDTVセットとスマートディスプレーデバイスで次世代ATSC 3.0放送を体験できるようになる。

NEXTGEN TVはこれまでで最も重要な放送技術の向上であり、魅力的なビデオと強化されたオーディオによって、より没入型の体験を実現する。NEXTGEN TVは、ライブスポーツ、ニュース、イベントなどを最大限に活用するためのより多くのオプションを提供する。2022年6月現在、ATSC 3.0は68の市場で生放送されており、米国の全世帯の推定51%をカバーしている。韓国では、2018年の冬季五輪の4K-UHD放送以来、ATSC 3.0が勢いを増し続けており、人口の70%以上にリーチしている。インドも、Direct-to-Mobile(ダイレクト2モバイル)とビデオオフロードサービス向けにATSC 3.0を評価している。

ADTH のマルチフォームソリューションは、固定プラットフォームとモバイルプラットフォームの両方を対象としている。

*ADTH のデュアルチューナー・ホームゲートウエーデザインは、住宅のどこにでも設置できるWi-Fi DTVストリーマーボックスであり、Tolka.tv製の付属のTVアプリを使用して、モバイルデバイスでATSC 3.0/1.0放送を住宅全体で受信できる。家庭内の異なるデバイスで、2つの異なるUHDチャンネルを同時にチューニングして視聴できる。

*ADTHのHDMIドングル/STBデザインによって、何百万もの従来型TVとHDMIモニターでATSC 3.0が受信可能になる。ドングル/STBは、SaankhyaのSL3000復調回路チップセットを搭載し、Tolka.tv製のソフトウエアを実行するメディアデコーダーSoCに接続されている。 Tolka.tvのアプリケーションソフトウエアは、無線ATSC 3.0信号に同調し、UHDビデオとAC-4オーディオを復調、デコードしてから、ストリームをHDMI経由で送信し、テレビないしはHDMI接続モニターで視聴する。

*ADTHのUSBドングルデザインにより、Tolka.tv 製の付属のTVアプリを使用して、メディアボックス、タブレット、電話でATSC 3.0/1.0 放送を安定して受信できる。ADTHとSaankhya Labsのエンジニアは緊密に協力して、クラス最高の信号受信、小型フォームファクターデザイン、低消費電力、高速チャンネルスキャン、高速チャンネル変更のために製品を調整した。

Saankhya LabsのVivek Kimbahune執行副社長(販売・事業開発担当)は「直ちに製造可能なADTHのソリューションは、ATSC 3.0によってもたらされる大きなチャンスを十分に活用できる好位置にある。SL3000は、One Media(Sinclair Broadcast Groupの子会社)とSaankhya Labsが共同開発したものである。SL3000の性能、プログラマビリティー、電力効率は、DTVレシーバーへの統合に理想的な選択肢であり、当社はADTHがNextGen製品のために当社との提携を選択したことをうれしく思う。世界クラスの製品を構築する台湾の主要設計会社の1つに最先端のマルチスタンダード復調回路チップセットを供給することは、Saankhya Labsにとって重要なマイルストーンである」と語った。

Saankhyaの第3世代SDRベースバンド復調回路チップセットは、ATSC 3.0/1.0とクリアQAMをサポートし、ブロードキャストTV市場向けの統合フロントエンドを提供する。 SL3000は、ADC、FECデコーダー、デインターリーバー、メモリー、ADCを単一の8x8mm、鉛フリー/ROHS準拠、68ピンQFNパッケージに統合したフル機能のベースバンド復調器である。このチップセットは、フィールドアップグレード可能なファームウエアを使用して、復調器からのALPまたはトランスポートストリームパケットをサポートする。

Tolka.tvのAlex Day副社長は「Saankhya LabsのSDR技術は、当社のATSC 3.0受信機開発プログラムの論理的基盤であり、ATSC 1.0 HDとSDプログラムの互換性を維持しながら、コンパクトで使いやすいデバイスを介してUHD HDR TV放送の完全な楽しみを提供することを可能にした。当社は、Saankhya Labsのドキュメンテーションの卓越性と、開発プロセス中に求められるたびにエンジニアリングチームが提供する高水準のサポートに感銘を受けた」と語った。

Saankhya Labsには、モバイルデバイス専用に設計されたSL4000というチップの別のバリエーションもある。 SL4000はチューナーと復調器を1つのパッケージに統合し、スマートフォン、タブレット、PCなどのモバイルプラットフォームへの統合用に最適化されており、モバイルプラットフォームでのデータキャスティングとDirect-to-Mobile DTVサービスを可能にする。

最近開催されたIndia Mobile Congressで、Saankhya LabsはATSC 3.0 DTV受信機能を内蔵した初の4G/LTE Androidスマートフォンを展示した。SaankhyaのSL4000チップセットを搭載したこのスマートフォンを使って、消費者はデータプランへの加入やWi-Fi/インターネット接続がなくても、フルHD品質でDTV放送を視聴できる。

米国、韓国、カナダ、ブラジル、メキシコ、ジャマイカでは、高度な緊急メッセージからデータキャスティング(リモート学習、IoT、車両など)に至るまで、さまざまなアプリケーションにATSC 3.0を採用する取り組みが進行している。これらの新興市場の要望のいくつかに対応するために、Saankhya Labsは顧客と協力して、より革新的なソリューションを市場に投入することに取り組んでいる。

▽Saankhya Labsについて
Tejas Networksの子会社であるSaankhya Labsは、幅広い無線通信システムの専門技術を持つ5Gディスラプター(破壊的革新者)である。Saankhyaは5G NR、ブロードキャスト、衛星通信アプリケーション向けの幅広い通信製品とソリューションを提供する。いくつかの国際技術特許と独自の「チップからシステムへ」の専門技術を有するSaankhyaのソリューションには、世界初の制作用SDR、5Gネットワーク向けの次世代オープンRANソリューション、マルチスタンダードDirect to Mobile(ATSC 3.0)ブロードキャストソリューション、衛星IoT製品が含まれる。詳細はウェブサイトwww.saankhyalabs.com を参照。

▽ADTHについて
ADTHは放送テレビソリューションの有力なサプライヤーであり、IPTV、OTT、DTT、その他のメディア関連アプリケーション向けの画期的な通信システムのイノベーターである。ADTHは米国アトランタに本社がある。詳細はウェブサイトwww.adth.com を参照。

▽Tolkaについて
Tolkaは、放送メディア関連アプリケーションで定評があり成功を収めたプロデューサーであり、放送事業者、オーナー、オンラインサービスプロバイダーに市場の拡大と発展に必要なツールを提供している。Tolkaは、放送、OTT、デジタルビデオの融合に重点を置き、セキュアなコンテンツ再生とインテリジェントなターゲット広告を可能にする。詳細はウェブサイトwww.tolka.tv/ を参照。

Logo: https://mma.prnewswire.com/media/1924700/Saankhya_Logo.jpg

ソース:Saankhya Labs

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