FibocomがMWC Las Vegas 2022で、Snapdragon X65 5G Modem-RF Systemをベースにした5G Sub-6GHzおよびmmWaveモジュールFX170(W)の新世代シリーズを発表
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【ラスベガス2022年9月28日PR Newswire=共同通信JBN】IoT(インターネット・オブ・シングス)ワイヤレスソリューションと無線通信モジュールのグローバルリーディングプロバイダーであるFibocom(証券コード:300638)は、MWC Las Vegas 2022で5G Sub-6GHzおよびmmWave(ミリ波帯)モジュールFX170(W)のシリーズを発表する。Snapdragon X65 5G Modem-RF Systemで動作するFibocom FX170(W)(https://www.youtube.com/watch?v=hzdpJxkwFkY )シリーズはネットワークカバレッジの拡大、処理能力の向上、機能の増加を実現してファイバーライクの無線接続体験を提供し、FWA(固定無線アクセス)、産業用IoT、C-V2X、プライベートネットワーク、その他の大容量データシナリオにおいて5Gのパフォーマンスをさらに強化する。
Fibocom FX170(W)モジュールは3GPP R16規格に準拠している。同モジュールにはLGA と M.2 フォームファクターを採用した 4つのバリエーションがあり、NR CA(キャリア・アグリゲーション)をモジュール設計に組み込んで、より広い帯域幅を実現している。FG170WとFM170Wは、5G Sub-6GHzとmmWaveのデュアル接続および8CC CAをサポートし、mmWaveスペクトラムの800 MHzに達する独自機能によってマルチギガビットの速度を提供する。FG170とFM170は5G Sub-6GHz接続、4CC CA、最大300MHzのスペクトラムをサポートし、スペクトラムリソースの利用を改善し、5Gのカバレッジが確実に拡大するようにしている。
特筆すべきこととして、FX170(W)モジュールシリーズは低周波数帯域で4x4 MIMO(複数受信・複数送信)をサポートし、一般的に接続状況が悪い場所でのスペクトラム効率とカバー品質を向上させる。さらに、5GモジュールはPower Class 1.5(PC1.5)HPUEをサポートし、アップリンク速度の向上とアップリンク範囲の拡大を実現し、セルエッジ性能を向上させる。
FX170(W)モジュールシリーズは、デジタルオーディオ、VoLTE、SMSなどの豊富な機能とともに、マルチコンステレーションGNSSをサポートし、高性能な測位とナビゲーションを提供する。また、複数のOS(Linux/Android/Windows OS)、各種インターネットプロトコル、業界標準のインターフェースを統合しており、顧客の展開に高い柔軟性と統合の容易さをもたらす。
FibocomのIoT海外販売部門上級副社長のDan Schieler氏は「MWC Las Vegas 2022において、当社の革新的な5G Sub-6 および mmWave モジュールシリーズを発表できることを誇りに思う。Fibocomは、世界中で5Gの商用化を後押しすることに専念してきた。Snapdragon X65 5G Modem-RF Systemをベースとした、この新世代5Gモジュールは複数の市場に最高のコネクティビティー性能を提供する」とコメントした。
SnapdragonはQualcomm Incorporatedの商標あるいは登録商標である。
SnapdragonはQualcomm Technologies, Inc.そして/あるいはその関連会社の製品である。
ソース:Fibocom Wireless Inc.