MSCが市場の需要に応え、航空貨物ソリューションを開発へ
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【ジュネーブ2022年9月26日PR Newswire=共同通信JBN】輸送と物流の世界的リーダーであるMSC Mediterranean Shipping Company SAは、顧客の需要に応え、コンテナ輸送ソリューションを補完するサービスとして新たな「MSC Air Cargo(MSC航空貨物)」ソリューションの開発に着手した。
MSC Air Cargoは数カ月前から開発が進められており、この新しいソリューションは、Atlas Air Worldwide Holdings, Inc.の子会社であるAtlas Airが運航する予定のMSCブランドのボーイング777-200F航空機4機のうちの最初の1機が納入された後、2023 年初頭から利用できるようになる。
MSCは、以前にDelta Cargo、Emirates SkyCargoおよびDHLに勤務していたJannie Davel氏をMSCの航空貨物事業の開発とそれを実行するチームの構築を担当する役職に任命した。
この新しいイニシアチブについて、MSCのSoren Toft最高経営責任者(CEO)は「MSC Air Cargoの開発を発表し、Jannie Davel氏をMSC顧客向けのこのエキサイティングな新しいサービスの指揮を執るために迎えたことをうれしく思う。これは当社のこの市場への最初のステップであり、コンテナ輸送という当社の中核事業を補完するような方法で、航空貨物を開発するためのさまざまな手段を引き続き模索する計画である」と語った。
▽Jannie Davel氏について
Jannie Davel氏は、30年近くの業界経験を持つ航空貨物業界の熟練した幹部である。同氏は2008年、DHLのグローバルRFQマネジメント担当副社長に任命され、その後、ドイツにおけるグローバル航空貨物商品開発・実装担当副社長に昇進。さらにAirfreight Americas担当上級副社長兼航空貨物米国責任者に昇格した。2018年にEmirates SkyCargoにCargo Commercial Operation Americas担当副社長として入社し、最近では米ジョージア州アトランタを拠点とするCommercial Delta Cargoのマネジングディレクターを務めた。
▽MSCについて
スイスのジュネーブに本社を置くMSC Mediterranean Shipping Companyは、1970年にGianluigi Aponte氏によって設立された個人所有(株式非上場)の輸送と物流の世界的リーダーである。世界をリードするコンテナ輸送ラインの1つとして、MSCは世界155カ国に675のオフィスを持ち、MSC Groupとして15万人以上の従業員を雇用している。世界中にまたがる道路、鉄道、海上輸送リソースの統合ネットワークへのアクセスにより、同社は現地の知識を備えたグローバルサービスを提供することに誇りを持っている。MSCの海運ラインは260以上の貿易ルートを運航し、520の港に寄港している。
詳細はwww.msc.com を参照。
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ソース:MSC Mediterranean Shipping Company