Caluminoがこれまで類を見ないインテリジェント熱感知プラットフォームの拡大でシリーズA資金調達ラウンドを発表
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【シドニー2022年9月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*Celesta CapitalとTaronga Venturesが1030万ドルのシリーズA資金調達ラウンドで主幹事を務める
独自の次世代熱感知センサーテクノロジーとAIの開発者および製造業者であるCaluminoは20日、1030万米ドルのシリーズA資金調達ラウンドを発表した。Celesta CapitalとTaronga Venturesが主幹事を務め、Egis Technologyなどが参加する。Caluminoのイノベーションは、人間の存在、活動、危険、および環境に関する新しく価値のあるデータポイントのアグリゲーターである、史上初のインテリジェント感知プラットフォームを提供している。
AIを高性能画像センシング、プライバシー保護、手頃な価格と組み合わせた世界初の熱感知センサーとして、Caluminoのプラットフォームは幅広いアプリケーションに新たなメリットをもたらす。これには、スマートビル管理、害虫駆除、安全・セキュリティー、ヘルスケアなどが含まれる。Calumino熱感知センサーは、個人のプライバシーを保護するためもともと十分に低い解像度に設計されており、侵入型IPカメラと低性能のモーションセンサーとの間にある現在の市場ギャップを埋める。
光ではなく温度を感知するCalumino熱センサーは、環境、資産、および個人をマッピングし、人間の存在、活動、および姿勢を検出する機能を備えている。また人間と動物を区別し、危険なホットスポット、火災、水漏れなどの異常を検出することもできる。この固有のデータは、エネルギーの節約、事業運営の効率化、セキュリティーと安全性の向上、生活の質の向上、および人命救助に不可欠である。
シリーズAの資金調達は、商業ビル管理と害虫駆除の分野におけるCaluminoの技術の商用化の成功を受けたものだ。最近では、三菱電機の子会社を戦略的パートナーとして日本市場に参入し、Calumino熱センサー+AIに基づく革新的な害虫駆除製品「Pescle」を発売した。
CaluminoのMarek Steffanson創設者兼最高経営責任者(CEO)は「当社はこのパートナーシップに非常に興奮しており、パートナーと共にこの製品をグローバルに展開する方針だ。他社の技術は、暗闇の中で、手頃な価格で、インテリジェントに、極めて低いデータ帯域幅で人間とげっ歯類とを確実に区別することはできない。しかしこのアプリケーションはほんの始まりに過ぎない。当社のテクノロジーは市場にまったく新しいスペースを作り出している。当社が生産を拡大し続け、次世代のインテリジェントセンシングが重要な問題を解決できるようにする中で、投資家のサポートに非常に感謝している」と語った。
CaluminoはシリーズAの調達資金で、既存のアプリケーションを拡張し、新しいユースケースを生み出す方針だ。チームはまた、研究開発にさらに投資し、欧州、台湾、日本、米国における新しいオフィスを含めグローバルチームを拡大する計画である。
Celesta Capitalの創設マネジングパートナー、Nicholas Brathwaite氏は「Caluminoのユニークなテクノロジーは、IoT(intelligence of thing)の拡散促進をサポートしつつあり、コスト効率が高く、プライバシーを保護し、大衆市場にスケーラブルなインテリジェント熱イメージングを初めて実現しつつある。Celestaは、Caluminoが究極のIoTテクノロジーになるための大胆な野望を追求することを支援するため、資金的な、知的資本のサポートを提供することを喜んでいる」と語った。
Taronga Venturesの投資ディレクター、Sven Sylvester氏は「Caluminoの手頃な価格、かつインテリジェントなテクノロジーは、われわれが実物資産での生活、仕事、遊びの基準を変えつつある。Caluminoが提供できるユニークなデータと知見は、資産所有者が市場をリードするテクノロジーを使用して安全かつセキュアで健康的な環境を創出することを可能にする」と語った。
▽Caluminoについて
Caluminoは新興のディープテック企業であり、独自の大量展開可能な熱感知センサーとAIテクノロジーの開発者および製造業者である。Caluminoは世界初のプライバシー保護AIサーマルセンサープラットフォームのパイオニアであり、侵入型カメラと低性能のモーションセンサーとの間のギャップを埋め、個人のプライバシーを保護しつつ、さまざまなアプリケーションに運用上の知見を提供している。2014年に設立されたCaluminoはオーストラリアに本社を置き、世界中にクライアント、パートナー、チームを擁し、これまでに2000万米ドル以上を調達している。詳細な情報はhttp://calumino.com (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3653145-1&h=1036709857&u=http%3A%2F%2Fcalumino.com%2F&a=http%3A%2F%2Fcalumino.com )を参照。
▽Celesta Capitalについて
Celesta Capitalは、米国、インド、イスラエルの主要なイノベーションセンター間の相乗効果を活用し、世界的に影響力のある企業を創出する大手ディープテクノロジー・ベンチャーキャピタル企業である。運用経験が豊富なCelesta チームは、インテル、シスコ、Apple、Flexなどの企業で数十億ドル規模の事業を構築してきた。同社は世界中の80社を超えるテクノロジー企業に資金を提供し、ソフトウエア、半導体、インテリジェントシステム、バイオコンバージェンス、産業用変圧器などの分野に積極的に投資している。詳細な情報はhttp://celesta.vc (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3653145-1&h=3502497924&u=http%3A%2F%2Fcelesta.vc%2F&a=http%3A%2F%2Fcelesta.vc )を参照。
▽Taronga Venturesについて
Taronga Venturesは、実物資産セクターに焦点を当てたアジアの主要なテクノロジー・イノベーション投資家である。このグループは、シンガポールとオーストラリアにオフィスを構えるファンドのRealtechXイノベーション・プログラムおよびTaronga Advisoryで構成されている。Taronga Venturesの資金は、APG、Ivanhoe Cambridge、CBRE Inc.、PGIM Real Estate、三菱商事、野村不動産、Patrizia AG、Dexus、Vicinity Centres、Qantas Superannuationなど世界的機関投資家および大手不動産所有企業によって支援されている。このファンドは、不動産、インフラストラクチャー、より広範の構築環境など実質資産セクターを強化するスケーラブルなテクノロジーとイノベーションに投資している。Taronga Venturesは、持続可能な責任ある投資慣行を通じてより良い構築環境の構築に重点を維持しつつ、戦略的な機会への投資と自社の機関投資家パートナーに先発者の優位性を提供することに注力している。
▽メディア関係問い合わせ先
Renee Rossi
Renee@relativity.ventures
ソース:Calumino