恒例の国際博覧会が中国北部河北省のデジタル経済を強化

AsiaNet 97837 （2204）

【石家荘（中国）2022年9月15日新華社＝共同通信JBN】2022年China International Digital Economy Expo（中国国際デジタル経済博覧会）が11月中旬、中国北部河北省の省都石家荘で開催される予定だ。河北省産業・情報技術部（Industry and Information Technology Department of Hebei Province ）によると、この会議は、出展者に高水準で高レベルの展示プラットフォームと、実績展示、新規立ち上げ、人脈作りと仲介、フォーラムでの講演、メディア宣伝とブースサービスなど全面的なチェーンサービスを提供する。

近年、河北は中国国際デジタル経済博覧会をデジタルの産業化と産業のデジタル化を促進する重要なプラットフォームと捉え、デジタル経済と実体経済の統合深化を手助けし、経済の安定的かつ質の高い発展を促進してきた。

 
博覧会は2019年10月と2021年9月にそれぞれ石家荘で開催され、河北のデジタル経済、展示会経済、関連産業に新たな弾みをもたらした。

昨年の博覧会では、180 以上のプロジェクトが調印され、総投資額は1200億元を超えた。市場参加者の投資熱は、デジタル経済成長の可能性について人々の想像力をかき立てた。多くの業界専門家が3日間で30以上のイベントで対話を行い、デジタル経済発展に対する人々の理解を新たにさせる新しいアイデアを生み出した。

中国国際デジタル経済博覧会は、河北のデジタル経済の急速かつ質の高い発展に大きな弾みを与えてきた。

2020年、河北省の産業デジタル化指数は国内で10位にランクされ、鉄鋼、自動車、石油化学などの分野がデジタル転換の道へ駆け込んだ。

同省の産業インターネットは、2020年に経済成長指数を全国平均の48.8を大幅に上回る73.5に押し上げるのに役立った。産業用クラウドコンピューティング・プラットフォームの利用率は 10.5%増加し、企業向け産業設備のクラウドコンピューティング率は15.94%で全国2位にランクされた。

ソース：Industry and Information Technology Department of Hebei Province