サウジアラビア、2026年AFC女子アジアカップ開催を目指し入札へ
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サウジアラビア、2022年9月13日/PRNewswire/ -- サウジアラビア王国は、2026年AFC女子アジアカップへの入札の意向を正式に発表しました。
これは、サウジアラビアとアジアの女子サッカーにおける記念すべき瞬間です。
以下の通り、近年、サウジアラビアにおいて女子サッカーを成長させる進展が数多くあり、今回の入札に至りました。
・サウジアラビアサッカー連盟女子サッカー部門が、2019年に設立されました。
・2021年11月にサウジアラビア初の女子地域リーグが開始され、2022年1月には全国選手権が開催されました。
・2021年に発足したサウジアラビア代表女子サッカーチームは、2022年2月、モルディブにて初の公式の国際親善試合を行いました。
・2019年にはサウジアラビア代表女子フットサルチームが発足し、3つの大会に出場しました。
・2022年には、サウジアラビアで第3回西アジアサッカー連盟女子フットサル選手権が開催されました。
・サウジアラビアは、17歳未満の女性選手のために、初のサッカー地域センターを設立しました。
・サウジアラビア周辺の学校では、40のD級コーチ養成コースが実施されており、857人もの講師がコーチ認定を受けています。2022年9月の女子スクールリーグ発足に向けて、15の審判コースに加え、544人の教員が審判の資格を取得しました。
・サウジアラビア国内には、100人以上のC級認定を受けたコーチがいます。
・2022年2月に第1回AFC B級コーチ養成コースが修了しました。
・スペインでは、女性コーチ向けの国際的なコーチ養成プログラムが2つ開催されています。
・また、スペインとブラジルのサッカー連盟と提携した教育的ワークショップがオンラインで開催されています。
・新しい女性審判のための認定コースが開設され、SAFFの下で63名の審判が認定されました。
・初のサウジアラビア人女性審判が、第4回AFC審判アカデミーコースに参加します。
女子サッカーの基盤を成長させることが、入札の要となります。サウジアラビア主催の2026年の大会には、アジア各地の女子サッカーに勇気を与えるという意図があります。選手やコーチ、ファン、関係者に至るまで、サウジアラビアは女子サッカーの発展と成長に尽力し、女子サッカーという競技を次の高いレベルに引き上げます。
サウジアラビアサッカー連盟の取締役であるLamia bin Bahian氏は、次のように述べています。「サウジアラビアにおいて、女子サッカーの発展に対して大いなる期待があり、近年の進展には目覚ましいものがあります。女子サッカーは画期的な新時代に突入しています」
サウジアラビア女子代表チームのマネージャーであるMonika Staab氏は、次のように述べています。「サウジアラビアは女子サッカーを支持しています。サウジ国内の少女たちと話すと、大会を楽しみにしているのがわかります。2026年のAFC女子アジアカップは、少女たちの世代のサッカーの夢を叶える、前例のないチャンスです」
SAFF会長のYasser Almisehal氏は、次のように述べています。「サウジアラビアの女子サッカーの未来は明るく輝いています。私たちはサウジアラビア、そしてアジア全体の女子サッカーの成長に積極的に取り組んでいます。ますます多くの若い女性が、この国でサッカーをしています。彼女たちにもっと勇気を届けたいと考えています。2026年AFC女子アジアカップの開催は、選手にとって素晴らしい機会となり、熱狂的なファンによって記憶に残る大会となるでしょう」
近年、女子サッカーへの注目度が大いに高まっています。
・2019年女子ワールドカップでは、12億人以上もの視聴者が観戦しました。
・インドでは、2022年にAFC女子アジアカップが開催されました。中国が決勝で韓国に3対2で勝ち、9回目の優勝を達成してチャンピオンとして台頭しました。
・2022年AFC女子アジアカップでは、1試合あたり4ゴール以上が達成されました。これは、過去50年間の主要な国際サッカー大会の記録を塗り替えました。
(日本語リリース:クライアント提供)