「みらい価値共創センター」が 第35回日経ニューオフィス賞「ニューオフィス推進賞」を受賞
2022年9月9日
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井敬一
大阪市北区梅田3‐3‐5
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」が「第35回日経ニューオフィス賞」において、「ニューオフィス推進賞」を受賞しましたので、お知らせします。
「日経ニューオフィス賞」は、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催し、快適で機能的なオフィスを選定する表彰制度です。今回は、応募総数152件の中から、「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」を含む16件が「ニューオフィス賞」を受賞しています。
また、各ブロックでの選定においても、同施設が「近畿ニューオフィス推進賞 近畿経済産業局長賞」を受賞するとともに、当社本社ビル「大和ハウス大阪ビル」の14階執務フロア「D’s Smile Office(ディーズスマイルオフィス)」が「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。
1.「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」について
「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」は、社員や地域住民などの多様な利用者が集まって、議論・発表を通じて、新しい価値を生み出す場所「森の会所」を建物コンセプトに、ワークプレイスを設置しました。
(1)利用者の交流を促すシームレスな空間と高い集中力が発揮できるワークプレイス
本施設では、施設内でのコミュニケーション活発化や快適性向上のために、施設構造や植栽などの環境に配慮しました。
建物は、シームレス(継ぎ目のない)な施設を目指して、壁や、階段のない空間で利用者同士が交流する機会の創出を図りました。また、吉野の森をテーマにした豊かな屋外空間に加えて、生産性の向上が期待される家具什器と植栽の配置やハイレゾ(※1)自然音・自然風・アロマなどを導入したことにより、利用者のストレスを軽減し、高い集中力を発揮できる環境を整えました。
※1.「ハイレゾリューション」の略語で、音源においては従来のCDを超える情報量を持った「高精細」や「高解像度」という意味のこと
(2)国内外の厳しい基準を達成した環境認証の取得
本施設は、利用者などの快適性を向上したことで、国際的な環境認証である「LEED®」(※2)、 「WELL®」(※3)、「SITES®」(※4)の3つを日本で初めて同時取得しました。さらに本施設は、国内認証である「JHEP」(生物多様性)や「BELS」(省エネ)も取得しており、国内外の厳しい基準をクリアした、ZEB(※5)施設となっています。
※2. 環境配慮に優れた建築物であるグリーンビルディングを評価する認証
※3. 建物を利用する人の快適性や健康への配慮を評価する認証
※4. ランドスケープの持続可能性を評価する認証
※5. ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略。外皮の断熱性能を大幅に向上させ、かつ高効率な設備と再生可能エネルギーの導入で、年間のエネルギー消費量の収支ゼロを目指す住宅のこと
■ 「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」の概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202209096228/_prw_PT1fl_evfBaDoz.png】
2.本社ビル14階の執務フロア「D's Smile Office」について
本執務フロアは、業務内容によって働く場所や時間を自律的に選ぶことができる「ABW」(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を取り入れたワークプレイスです。利用者の生産性を最大限に引き出すため、プレゼンテーションやweb会議などができる交流の場「ジャンクションスペース」を中心に多様な執務空間を設け、利用者が笑顔になれる執務フロアとしました。
■ 執務フロア「 D's Smile Office 」 の概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202209096228/_prw_PT2fl_o8So4243.png】