「詩の万里の長城」が子どもたちの才能を山々の向こうに広げる
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小さな詩人たちが書いた数々の感動的な詩が
壮大な「詩の万里の長城」になった
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【上海2022年9月5日新華社=共同通信JBN】万里の長城は数千年もの間、中国の領土と中国の人々の古里を守ってきた。9月3日、なだらかな起伏のある緑豊かな高山草原で、山岳地帯に住む小さな詩人たちが書いた数々の感動的な詩が壮大な「詩の万里の長城」となり、これらの子どもたちの心の古里と、全ての人々の共通の心の世界を守るのに役立っている。
これは、中国トップの銀行カード組織China UnionPay(中国銀聯)が開始した今年のPoetry POSキャンペーン(詩のPOS(販売時点情報管理))によって立ち上げられた「The Great Wall of Poetry -- Let the Undiscovered Literary Talents of Children in the Mountainous areas Shine(詩の万里の長城-山岳地帯の子供たちの隠れた文才を輝かせよう)」と呼ばれる特別公共福祉プログラムである。プログラムはライブストリーミングを通じ、山岳地帯の子どもたちの才能を世界に示すことを目指している。
小さな詩人たちの代表2人がイベント会場を訪れ、中国南東部の福建省寧徳市柘栄県の山々に囲まれた草原の中で自分たちの詩を朗読した。彼らの声は山々の中でこだまし「詩の万里の長城」に沿って詩情が流れるままにさせた。また、幾つかの地元の無形遺産の公演もあり、これは公共福祉のライブストリーミングを文化の祝祭に変えた。新華社の英語アプリのオンラインライブストリーミング・プラットフォームで、1000万人以上の視聴者がこの詩的な光景を共有した。
このイベントのウオームアップが国内外の多くの有名人の注目とサポートを集めたことにも触れる価値がある。10年以上、マーシャルアーツに励んでいる米国人のJake Pinnick氏、中国料理を愛するドイツ人のRobert Adolf氏、著名な司会者のCai Zi氏、画家のXiaolin氏、貧困救済のパイオニアのPan Jiangxue氏は、今回の特別公共福祉プログラムを評価、支持し、これらの子どもたちの詩を熱心に朗読した。
イベントでは、UnionPay(銀聯)のPoetry POSで1元を寄付すると、詩がプリントされたPOSレシートがもらえ、全ての収益はChina Soong Ching Ling Foundationに寄付される。
China UnionPay(中国銀聯)のPoetry POSキャンペーンは2019年7月に正式にスタートした。これまでの4年間で、集められた寄付は、安徽省、河南省、四川省、新疆ウイグル自治区、雲南省などの地域で使用され、約5000人の子どもたちが芸術・識字レッスンを受けるのを支援している。
ソース:China UnionPay
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画像説明:9月3日、緩やかに起伏する豊かな草原で、山地地帯に住む小さな詩人たちが書いた数々の感動的な詩が壮大な「詩の万里の長城」になった