「金融リテラシー×女性アスリートのエンパワーメント」協働プログラムを開始
2022年9月5日
野村ホールディングス株式会社
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202209055989-O1-rosN3mLF】
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)は、「新たな価値を生み出すために、多様性を尊重し、組織や立場を超えて協働する」という企業理念のもと、社会課題の解決を通じたサステナブルな成長を実現するため、「ダイバーシティ、エクイティ※1&インクルージョン(以下「DEI」)」を推進しています。
このたび当社は、スポーツを通じて共生社会の実現を目指す一般社団法人S.C.P. Japan(以下「S.C.P. Japan」)※2とパートナーシップを締結し、若年女性アスリートの金融リテラシー向上とエンパワーメント※3を目指す協働プログラムを開始しました。取組みの第⼀弾として、2022年8月29日に大学女子サッカー部に所属する部員約40人を対象にしたセミナーを実施しました。今後、S.C.P. Japanの「スポーツ」と当社の「金融リテラシーとDEI推進」、それぞれの強みを生かして、スポーツ界から女性の経済的自立を目指す、女性のエンパワーメントプログラムへと進化させていきます。
現役アスリートを対象とした調査※4によると、現役アスリートの約90%がお金に対する不安を抱えており、資産形成としての投資経験がないとの回答が75%に上りました。そのうちの半数以上が「何から始めたら良いかわからない」を理由として挙げています。当社とS.C.P. Japanは、若年女性アスリートの経済的なエンパワーメントに焦点を当て、お金に関する正しい知識を学ぶ機会を創出していきます。
野村グループは、ジェンダーの多様性推進を最重要課題のひとつとして推進しています。野村證券では、女性活躍推進行動計画の実現に向けて、経営幹部や管理職候補を見据えた人材の確保やキャリア採用などの施策を戦略的に行っています。また、全従業員向けに無意識バイアス※5の理解など、多様性を確保するさまざまな研修プログラムを実施しています。※6
当社は今後も、多様なバックグラウンドを持つ社員が安心して、やりがいを持って働くことができる職場風土を醸成し、すべての人が安心して暮らしていくことができる社会の創造に貢献していきます。
※1 エクイティ(Equity)とは、すべての人に同じ支援や機会を提供する(=平等/Equality)のではなく、個人ごとに異なる状況やニーズに応じて最適なリソースや機会を提供することで、一人ひとりが目標を達成するための公平な環境を作ることです。
※2 一般社団法人S.C.P. Japanは「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」をビジョンに掲げ、スポーツを通じて共生社会の実現を目指し、2020年に設立。①運動プログラム、②研修・啓発活動、③交流プログラムを柱に、障がい、ジェンダー、LGBTQ+、セーフガーディング、国際協力などのテーマで多様な団体と連携しながらプロジェクトを実施しています。公式ホームページをご参照ください。
※3 個人や集団が本来持っている力を発揮して、自らの意思により自発的に行動できるようになること
※4 2022年マイナビアスリートキャリアによる「アスリート対象 お金の実態調査」
※5 無意識の思い込みや偏見
※6 当社ホームページ「野村の女性活躍Iの取り組み」をご参照ください。
以 上