SANYが「ライトハウス(灯台)工場」を「輸出」する最初の中国重機メーカーに
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【北京2022年8月22日PR Newswire=共同通信JBN】インドネシアにおけるSANYの「ライトハウス(灯台)工場」で製造された最初の掘削機「SY315CKD」が8月15日、生産ラインを離れ、SANYのインテリジェント製造における画期的な出来事となるとともに、中国の建設機械産業で最初のライトハウス工場の海外での立ち上げとなった。
▽より良い工場
首都ジャカルタから70キロに位置し、総投資額約3000万米ドルのこの1万平方メートルの工場はインドネシアのKIM Industrial Park(KIM工業団地)にある。主として東南アジア市場に製品を供給し、1年間にこの掘削機3000台を生産する計画だ。
高水準の規格化により、SANYライトハウス工場はほとんど同じように見える。AGVが生産ラインと倉庫の間を行き来し、100人ほどの従業員オペレーターと500台超のロボットが高度に調整された方法で連携している。現在、組み立て、物流、試運転を含む生産チェーン全体の12の主要なリンクで、オンラインの相互接続と自律性が実現されている。
プロジェクトリーダーのDing Shifeng氏は「デジタル化と自動化という点で、SANY は中国で『最もスマートな』建設機械メーカーである。すでに中国で建設された40超のライトハウス工場から経験をくみ上げたインドネシアにあるこの工場は、最新の研究開発成果を象徴している。これは、業界では中国以外での最初の『インダストリアル4.0』生産拠点である。ロボットと従業員の比率が 5:1 で、1人当たり生産は162万米ドルに達し、SANYの最新のライトハウス工場は『最もスマート』と呼ばれるに値する」と語った。
▽SANYが製造し、創出
この工場は、技術輸出だけでなく、中国建設機械産業のインテリジェント製造の規格の輸出でもある。
米国、ドイツ、インド、パキスタンにあるSANYの他の拠点と比較して、このライトハウス工場は、プラントおよび設備の設計、建設、試運転から、運用と管理に至るまで、SANYによって完全に製造・創出されている。
SANYは、IMOMやWMSなど、プラントに適用されるすべてのデジタル化された運用ソフトウエアシステムに関する独立した知的財産権を所有している。
Shifeng氏は「産業用ソフトウエアのすべてのデータと製造施設のあらゆるボルトは、SANYの規格に従って製造されている。製品ではなく規格に『メード・イン・チャイナ(中国製)』のマークが表示されるのはこの業界で初めてのことである」と語った。
▽さらに10工場を建設
SANY Heavy Industryは最近、MIT Technology Reviewにより「最もスマートな50社」の1社に中国の重機メーカーとしては初めて選定された。
Shifeng氏は「スマートであるということは、先見の明があることを意味する。そのため、われわれは現在、国際的販売から国際的製造、特にインテリジェント製造に焦点を当て直している。インドネシアはライトハウス工場の世界地図を確立するための重要なテストケースであり、将来的にはさらに10の工場が含まれる」と付言した。
さらにSANYは、工場と提携した600 人の現地研修生を受け入れる研修センターを設立する。
▽問い合わせ先
Di Wu
+86-18890074901
wud43@sanyglobal.com
ソース:SANY Group
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(画像説明:ライトハウス工場)