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指数は港湾商品取引のデジタル化を加速し、産業チェーンとサプライチェーンの相互接続の実現を支援

2022.08.19 14:24

AsiaNet 97472 (1936)

【青島(中国)2022年8月18日新華社=共同通信JBN】2022年8月15日に開催された2022 Qingdao Land-Sea Linkage Seminar(2022年青島陸海結合セミナー)で、International Shipping Hub Development Index - RCEP Regional Report(2022)(国際海運ハブ発展指数(ISHDI)- RCEP(地域的な包括的経済連携協定)地域リポート(2022))、Xinhua-SPG Port Commodity Index Report(2022)(新華 - SPG港湾貨物指数リポート(2022))、およびRCEP Seaborne Trade Index Report 2022(RCEP海上貿易指数リポート(2022))が発表された。専門家は、港湾商品貿易の変化を正確に描写し、港湾輸送、商品、貿易の間の効率的な連携を実現することにより、産業チェーンとサプライチェーンの高水準の相互接続インフラストラクチャーを提供できると確信した。

中国経済情報社(China Economic Information Service、CEIS)が編集したThe International Shipping Hub Development Index(ISHDI)- RCEP Regional Report(2022)は、Xinhua - Baltic International Shipping Center Development Index(新華社-バルチック国際海運センター発展指数)に基づいた海運ハブの競争力要素に焦点を当て、全世界で開始された新たな世界クラスの港湾・海運評価指数である。この指数はハブ港の円滑な協力と協調的な発展を促進することを目的としている。

ISHDIには17の2次指標が組み込まれ、それらはインフラストラクチャー能力、運用サービス、ネットワーク接続性、港湾のスマートおよびグリーンレベル、後背地の経済活力という5つの主要側面に分類されている。RCEP地域の港湾とハブの発展を調査するために、ISHDIプロジェクトチームは、規模と代表性によってRCEP加盟国から29の主要な海運ハブを選出した。計算により、29のサンプル港湾はクラスA-Dの4クラスに分類される。主力港では、上海港とシンガポール港が、世界の海運業界で重要な役割を果たしているクラスAの海運ハブで、上海とシンガポールは世界有数の海運センターでもある。寧波舟山港、青島港、深セン港、釜山港はクラスBに格付けされた。これらの港は、インフラストラクチャー機能、ネットワーク接続性において大きな優位性があるだけでなく、優れたサービス、先導的イノベーションなどの独自の特徴も備えている。

Xinhua-SPG Port Commodity Indexは、Shandong Port Groupと中国経済情報社が共同で開発・編集したものである。2021年10月に青島で初めて発表された。また、指数システムには、Crude Oil Price Index(原油価格指数)、Iron Ore Inventory and Entry & Exit Index(鉄鉱石在庫および入出指数)、Coke Inventory and Entry & Exit Index(コークス在庫および入出指数)、Steel Billet Price Index(鋼ビレット価格指数)、Hot Rolled Coils Price Index(熱間圧延コイル価格指数)が含まれた。今回、Iron Ore Price Index(鉄鉱石価格指数)とCoke Price Index(コークス価格指数)が新たに発表され、Shandong Port Groupの港湾における鉄鉱石とコークスの商品価格、在庫、出入状況をカバーする総合的な監視システムが形成された。計画によると、後者の指数システムに含まれるカテゴリーは今後さらに充実し、対象は沿岸の他の港湾にも拡大され、港湾の有利な貨物タイプに関するより多くの情報が収集される。

RCEP Seaborne Trade Index Report 2022 は、ラオスを除く14の加盟国を取り上げ、RCEPの海上貿易量の約3分の2を占める主要6カテゴリーの貨物(コンテナ貨物、鉄鉱石、石炭、石油製品、液化天然ガス(LNG)、自動車)を分析対象とし、RCEP海上貿易の年間の発展傾向を、全体の貿易量と海上貿易量の2つの側面から反映させた。2021年のRCEP海上貿易指数は101.1で、COVID-19パンデミック前の最高値(2019年)を超えていた。リポートはまた、それが将来的に地域の海上物品貿易にプラスの効果をもたらし、RCEP Seaborne Trade Indexをさらに上昇させ、RCEP物品貿易の自由化と促進、および原産地の累積規則の継続的な深化を実現するだろうと指摘した。

海上輸送は世界貿易の主要な輸送手段であり、港湾はそのハブであり、架け橋である。第8回China Institute of Navigation(中国航法学会)の評議会議長であり、China Federation of Logistics & Purchasing(中国物流・購買連合会)の副会長であるHuang Youfang氏は、デジタル情報のリンクとして、更新された3つの指数の発表は、国際的な輸送ハブとしての港湾の地位を高め、ハブ港が円滑な協力を実現するように導き、世界の港湾と海運が資源配分を最適化し、持続可能な発展を実現するのに資すると確信した。

ソース:China Economic Information Service

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