環境省、令和4年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書に日本の官公庁では初のFSC®️認証紙を使用
2022年6月30日
FSCジャパン
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206303263-O1-F3m7o6Nv】
環境省が編集する、令和4年版の環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の3つの白書が、令和4年6月7日(火)に公表され、日本の官公庁の白書において初めて、冊子に持続可能な木材を使ったFSC認証紙が使用されました。
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の3つの白書は、法律に則ってそれぞれ国会へ提出する年次報告書ですが、環境問題の全体像を分かりやすく示すために3つの白書を合わせて編集し、1つの白書としてまとめられています。
令和4年版は、「グリーン社会の実現に向けて変える私たちの地域とライフスタイル~私たちの変革から起こす脱炭素ドミノ~」をテーマに、2030年までを「勝負の10年」として、国内外で「脱炭素ドミノ」を起こしていくために私たち一人ひとりが、未来に影響を与える当事者であるという意識を持って行動し、脱炭素のみならず、資源循環、分散・自然共生という多角的なアプローチによってグリーン社会の実現を目指していくことを伝える内容となっています。
FSCジャパンでは、環境省の本取り組みをきっかけにその他の官公庁でもFSC認証紙の利用が推進されることで、国内でのFSC認証の普及が更に進むことに期待をしております。
■FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会)
FSC(Forest Stewardship Council, 森林管理協議会)は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体です。現在世界の2億ヘクタール以上の森林と50,000以上の組織がFSCの規格に基づき認証されています。FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織です。日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っています。
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■FSCマーク
FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や
回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に、FSCマークがつけられます。
FSCマークがついた製品を使うことで、世界の森林保全につながります。
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