8月16日~開催!教員セミナー(無料)大学入試の『いま』と『未来』-進路実現に求められる言語能力とは-
大学教授&現役高校教員が、これからの大学入試・新課程を勝ち抜く秘訣を徹底解説!
2022年6月30日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区、代表理事:山崎信夫/以下、漢検協会)は、「大学入試の『いま』と『未来』」と題して、主に高等学校教員を対象とした無料オンラインセミナーを、第1弾と第2弾の2回に分けて開催します。第1弾は8月16日、19日、20日、第2弾は8月17日、26日、27日を予定しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206293164-O3-CrjQRRAt】
本セミナーは、先生方からの関心が非常に高い【新入試(2020~)、新課程(2022~)、新課程入試(2025~)】の変化について焦点を当て、第1弾ではこれらの変化から見えた進路実現に必要な力について解説し、第2弾ではその力の育成に取り組んでいる学校の事例を紹介します。
セミナー開催の背景
当協会は日々指導の工夫・改善に取り組まれている先生方を対象に、全教科の学びを支える「言語活動」に役立つ情報をお届けするサイトTEAChannel(https://teachannel.kanken.or.jp/)を運営しており、本サイトに寄せられる高等学校の先生方からの高大接続改革に端を発した教育環境の変化(※1)に関する質問やお悩みがこの一年で大幅に増加しています。
(※1)
・新入試の開始(2020~):学力の3要素(知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協働性)を多面的・総合的に評価する大学入試
・新課程の実施(2022~):新学習指導要領に基づき、「社会を創り出していく資質・能力」を育成
・新課程入試の開始(2025~):全教育課程を新課程下で履修した生徒が受験する入試
そこで今回は「大学入試」×「新課程」×「言語活動(文章作成・読解)」をテーマに取り上げ、これらの変化から見えた進路実現に必要な力について解説する【第1弾】と、その力の育成に取り組んでいる学校の事例を紹介する【第2弾】の二本立てでオンラインセミナーを開催することで、先生方を支援したいと考えております。
セミナー概要
テーマ 「大学入試の『いま』と『未来』」
内容
第1弾:進路実現に求められる言語能力とは
(1)入試改革・高大接続改革の本質は何だったのか?
(2)新課程(現行の教育課程)と令和7年度入試の展望
(3)Society5.0に対応できる人づくりのポイント
第2弾:新課程入試を見据えた文章指導と実践例
(1)これからの大学入試において、特に重視される資質・能力とは
(2)カリキュラム・マネジメントで体系的に文章指導する仕組み作り
(3)国語科・数学科・理科教員による文章指導の実践報告
日時
第1弾:2022年8月16日(火)14:00~15:00
2022年8月19日(金)19:00~20:00
2022年8月20日(土)10:00~11:00
※講演は全日程同内容
第2弾:2022年8月17日(水)14:00~15:00
2022年8月26日(金)19:00~20:00
2022年8月27日(土)10:00~11:00
※講演は全日程同内容
会場 オンライン開催(Zoom)
対象 以下に所属される教育関係者
高等学校 (公立・私立)/ 教育委員会・教育センター
教職大学院 / 教員免許状の取得可能な大学
定員 各日程300名
講師
第1弾:・国立大学法人大阪大学
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター山下 仁司 教授
第2弾:・国立大学法人大阪大学
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター山下 仁司 教授
・学校法人古川学園 古川学園中学校・高等学校
国語科・数学科・理科教員 計5名
申込方法
漢検協会が運営する教員支援サイト「TEAChannel(ティーチャンネル)」のセミナー特集ページからお申し込みください。
TEAChannelセミナー特集ページ:https://teachannel.kanken.or.jp/contents.php?c=pickup_220630shinro&utm_source=seminar&utm_medium=pr&utm_campaign=shinro5
※定員になり次第締め切ります。
講演者プロフィール
国立大学法人大阪大学
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター山下 仁司 教授
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206293164-O2-4b312ODM】
大阪大学卒業後、福武書店(現ベネッセコーポレーション)に入社し、GTEC開発主査、ベネッセ教育総合研究所主席研究員などを経て、2016年より現職。
入試改革の実践、多面的・総合的入試の調査・研究に携わる。専門は英語教育評価論、アセスメント・テスト開発。近著に『未来志向の大学入試デザイン論』(共著、大阪大学出版会)
学校法人古川学園 古川学園中学校・高等学校
国語科・数学科・理科教員 計5名
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206293164-O1-V4530EY3】
昭和31年「古川商業高等学校」として認可され、平成2年に普通科進学コースを設立。平成15年「古川学園高等学校」に改名。現在2科4コース体制。平成20年、県北唯一の私立併設型中学校を設立。進学コースでは、「燃える進学教育」の理念、「学力とは後天的能力であり努力によって変化する」という信念の下、国公立大学現役合格を目指し、日々邁進中。令和2年度以降、入試に役立つ文章読解・作成能力育成のため、担当教科を問わず学級担任がクラスの文章検定指導に取り組んでいる。
参考資料
高等学校教員向け 学校状況・興味分野に関するアンケート
●アンケート概要
調査期間 :2022年5月16日~6月16日
調査方法 :FAX
調査対象 :全国の高等学校(4,594校)の国語科主任・進路科主任
有効回答数:80件
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206293164-O4-Ph7DOw9S】
学校のお取り組みについて尋ねるアンケートでは、「入試対策に課題感を持っている(68.8%)」や「観点別評価・ルーブリック評価の情報を収集している(58.8%)」といった学校が多いことがわかりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202206293164-O5-yu6wjD58】
先生方の興味分野を尋ねるアンケートでは、「文章作成力の育成(71.3%)」や「新課程に関する取組事例等(68.8%)」に興味を抱いている先生方が多いことが分かりました。