KISSがFIFA学校向けサッカーイニシアチブの知識と物流のハブに
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【ブバネシュワル(インド)2022年5月19日PR Newswire=共同通信JBN】ブバネシュワルにあるKalinga Institute of Social Sciences(KISS、カリンガ社会科学研究所)があらためて、スポーツ界で国際的脚光を浴びることになった。ほかならぬ世界最高のサッカー運営組織、国際サッカー連盟(FIFA)が再び、KISSと手を組む意向を示したのである。オディシャ州の「Football For School(学校向けサッカー)」イニシアチブに対する協力を強化し、その後インド全土展開を南アジアにも広げることを目指している。
これに関し、FIFA FoundationのYouri Djorkaeff最高経営責任者(CEO)とKISS創設者のAchyuta Samanta博士が基本合意書に調印した。この文書は、双方が機会、特にFIFA加盟10カ国で活動に着手しているFootball For Schoolプログラムの拡充に関する調査に、共同で取り組む諸条件を広く設定している。
FIFAはオディシャ州のNaveen Patnaik首相が全スポーツの推進を強調していることに力づけられ、KISSをサッカー振興の基幹エージェンシーに選定した。
KISSは昨年10月FIFAと提携して、インド初のFIFA Football for School Programme立ち上げを発表した。
最新の進展は、FIFAとKIIT系組織KISSの結び付きを新水準に高めようとしている。基本合意書によると、KISSはFootball for Schoolトレーニングのナレッジハブ、およびFootball for Schoolボール配分の物流ハブの機能を果たす。
調印に際し、Djorkaeff氏は「われわれが本日、Kalinga Institute of Social Sciencesと基本合意書に調印したことは、大きな誇りであり喜びである。FIFA FoundationのFootball for Schoolプログラムは児童7億人の生活に好影響を与えるために開始された」と語った。
Samanta博士はこれに応え、「サッカーはグローバルゲームであり、このプログラムの活動を通じて、われわれはすでに世界の隅々で団結、触発、教育する力を見てきた。本日動き始めた協力がそれをさらに強化することを私は確信しており、域内の大勢の児童にもたらされるはずの機会を歓迎したい」と話した。Samanta博士は州内で大々的にスポーツを振興し、全スポーツパーソンの絶え間ない励ましの源になっている首相をたたえた。サッカー愛好家やファンも今回のFIFA-KISSイニシアチブを歓迎、Samanta博士の協力を祝福した。
博士は「プログラムは目標達成の途次にあり、南米、アフリカ、東アジア、カリブ海、アラブ世界で活発である。本日われわれがここで公表したパートナーシップは、インドと南アジアのジャーニーの次のステップである」と述べた。
▽KISSについて
KISSは、世界で最も大規模な先住民子弟向け完全無料の全寮制学校・大学で、寄宿生が3万人おり、サテライトキャンパスで3万人が学習している。すでに最先端施設を備え、多くのスポーツパーソンにプラットフォームを提供している。
スイス国民議会議員のNiklaus Samuel Gugger博士がKISSのグローバルアンバサダーを務めている。
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ソース:KIIT