鉄飛テクノロジーの電帳法に準拠したファイル管理ソリューションとアマノタイムスタンプサービスが連携
報道関係各位
2022年4月18日
アマノセキュアジャパン株式会社
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105069/202204149958/_prw_PT1fl_OW000L9Y.png】
ファイルサーバー活用に特化したソフトウェア開発・販売を行う株式会社鉄飛テクノロジー(本社:東京都目黒区、代表取締役:岡田 国一)のファイルサーバー検索・文書管理システム「FileBlog」に、アマノ株式会社のグループ会社であるアマノセキュアジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:森口 亜紀)が運営する「アマノタイムスタンプサービス3161」を連携し、令和3年度改正(令和4年1月1日施行)電子帳簿保存法に準拠した運用を可能とする「FileBlogタイムスタンプソリューション」を本日販売開始いたします。
中堅企業だけでなくサーバ構築やシステム管理スタッフが不在の中小企業も対象とし、2年間で250社への導入を目指します。
FileBlogは、お客様のハードウェアにインストールしてWindowsファイルシステムの全文検索やページプレビューの閲覧を可能にするWebアプリケーションです。自由なフォルダ階層を作成してあらゆる種類のファイルを分類・保管し、Windowsエクスプローラのような操作性で全文検索を含む多彩な検索機能とファイル閲覧が可能です。
今回新たに販売開始するソリューションでは、このFileBlogにタイムスタンプの付与と一括検証機能を組み合わせたことにより、専用のシステムやクラウドサービスを用いなくても、汎用のファイルシステムを使った文書管理の枠組みで、電子帳簿保存法の電子取引およびスキャナ保存要件を満たす運用を可能とします。
タイムスタンプには、アマノタイミングセンターにて信頼のおける確定日時を付与し、改ざん検知を可能とする一般財団法人日本データ通信協会認定のアマノタイムスタンプサービス3161を利用します。FileBlogに保存した国税関係書類のスキャン文書、電子取引データにタイムスタンプを付与することで真実性を確保し、検索要件として義務付けられる属性(取引年月日、取引先、取引金額)の入力とFileBlogの検索機能で可視性を確保します。タイムスタンプによりPDFファイルの単位で真実性が確保されるので、将来的にシステム移行が必要となった場合でも安心です。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202204149958-O1-23ecig5W】 図1 動作イメージ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202204149958-O2-510tG14M】 図2 検索画面例
フォルダ階層を利用した文書管理なので、これまでの紙文書でのファイリングに近いイメージで電子保存が可能です。取引先別や案件別、年度別や月別など従来から慣れ親しんだ分類の仕方でフォルダを作成して管理できます。実際の運用では、「登録フォルダ」を作成して見積書、注文書、納品書、請求書などのPDFファイルをアップし、メニューから属性入力とタイムスタンプ付与を実行すると、自動で作成される「アーカイブフォルダ」に処理済みのファイルが編集不可の形式に変換されて移動します。「アーカイブフォルダ」に保存された処理済ファイルは、属性をキーワードに高速検索可能で、まとめてタイムスタンプ検証(一括検証)もできます。同時に「バックアップフォルダ」も自動作成され、属性とタイムスタンプ付与前のオリジナルファイルが読み取り専用で保存されます。
「FileBlogタイムスタンプソリューション」は、ユーザー数・文書数に応じた価格体系となっており、例えば比較的小規模な10ユーザー・20万文書の構成で初年度年間369,200円(税別)です。FileBlogライセンスとタイムスタンプ機能など必要最小限のオプション、導入支援、タイムスタンプ関連利用料(1,000スタンプ/月)が含まれます。次年度以降は169,600円(税別)となります。
アマノセキュアジャパンと鉄飛テクノロジーは今後も継続的に協業強化を図り、デジタル化によるお客様の業務改革と電子帳簿保存法対応を支援してまいります。
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