ハノーバーメッセで食品産業向けの持続可能なソリューションやロボット向けのイノベーションを披露
ハノーバーメッセ2022でシェフラーはホール6のC48で展示を行います
食品・包装産業に向けた持続可能な技術や新たな製品ポートフォリオを発表
軽量ロボット・協働ロボット(コボット)の製品群を拡大し、センサーシステムを統合した波動歯車装置を紹介
高精度な遊星歯車減速機など、ソリューションのラインナップを増加
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202204149966-O1-1BHNWDO0】
食品・包装産業とロボット産業は、ともに画期的なソリューションに対する需要が世界中で高い分野です。そのためシェフラーは、今年のハノーバーメッセで特に注目する分野として、これら2つの産業を選びました。シェフラーのインダストリアルオートメーションビジネス部門担当責任者であるラルフ・モーゼベルグが強調したように、食品・包装産業は現在、サステナビリティ、生産コストの削減、厳格な衛生ガイドラインという混乱の渦中にあります。シェフラーはハノーバーにおいて、食品関連の新しい製品群を紹介するとともに、実際に導き出された自動化ソリューションを用いて、同業界が直面する前述の課題を解決する方法を実演する予定です。モーゼベルグと彼のチームメンバーらにとって、「持続可能な技術」とは、エネルギーや原材料の消費を抑えながら、お客様に大きな利益をもたらすことを同時に実現するための、重要な足掛かりとなるものです。設計者や開発者は、既存のソリューションに対して資源の利用、耐久性と摩耗、運用コストに関するより詳細な分析を行い、代替案を模索することを要求されています。ハノーバーではまた、デジタル化とサステナビリティを組み合わせて、日常業務に理想的な効果を生み出す事例についても紹介します。
ロボットは、2年続けてハノーバーメッセでシェフラーが掲げる中心テーマの一つとなります。今年は、大幅に拡大した高精度の波動歯車装置とセンサー内蔵の波動歯車装置のラインナップを初披露する予定です。どちらもペイロード容量が最大約20kgまでの多関節アームロボットで使用されます。モーゼベルグは次のように説明します。「シェフラーは現在、トルクセンサーを統合するアプローチを採用しています。これは、設計と技術どちらの意味においても新しく革新的であり、パイロットカスタマーの間で大きな関心を呼んでいます」
シェフラーは、産業ロボットに向けたPSCシリーズの高精度な遊星歯車減速機のラインナップもハノーバーで紹介する予定です。その特徴は、市場標準と比べてバックラッシュを10分の1に低減し、耐用年数を3倍延ばしたことです。開発がこのように飛躍的に進むことは、機械工学の分野ではめったに見られないことです。この発展が、今後新たな応用分野の開拓を可能にしていくでしょう。
各展示品についてのプレスリリース(8件)は添付もしくは下記URLをご参照ください。
URL: プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)