Yiliは2050年までの産業チェーン全体でのカーボンニュートラル目標を前進

 
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AsiaNet 95429 （0811）

【フフホト（中国）2022年4月12日新華社＝共同通信JBN】
＊Yiliは、ネットゼロ・カーボンフューチャーへのロードマップを発表した中国初の食品会社に
＊ロードマップで、2030年、2040年、2050年のタスク概要を提示

Yiliは4月8日、中国食品業界をリードし、ネットゼロ・カーボンフューチャー計画とネットゼロ・カーボンフューチャーへのロードマップを発表した。

Yili Group（伊利集団）のPan Gang会長兼社長は、Yiliは2012年にカーボンピークに達し、2030年、2040年、2050年に目標を設定し2050年までのカーボンニュートラル実現にコミットしていると述べた。

同じ日に、Yili Group Net-Zero Carbon Alliance（ネットゼロカーボンアライアンス）が、オンライン会議で示されたYiliの43のグローバル戦略パートナーの手で発足した。Yili Groupによる持続可能な開発イニシアチブであるWorld Integrally Sharing Healthにより、Yiliはネットゼロの未来に向け、産業チェーン全体のパートナーと協力して参加した。その中で、Tetra Pak、FrieslandCampina、Chr. Hansen、Roquetteおよび他の4つのサプライヤーは、Yiliのグローバルサプライチェーンにおける低炭素パイオニアとして承認された。

Yiliはロードマップで、完全なライフサイクル・カーボンニュートラルに向けた道筋を3つのフェーズで概説した。

2030年までに、グリーン、低炭素、循環型開発の運用モデルがYiliで暫定的に形作られ、エネルギー効率が大幅に向上する。

2040年までに、Yiliの産業チェーン全体で全体的なグリーン成長に向け目覚ましい進歩が実現する。企業レベルのエネルギー効率は、世界をリードする水準に到達する。

2050年までにYiliは、クリーンで排出がなく、安全で効率的な高品質のエネルギーシステムを備えた、環境に配慮した低炭素の循環型企業になる。同社の産業チェーン全体のエネルギー効率は、世界をリードするレベルに達する。

Yiliは長年にわたり、カーボンニュートラル目標を非常に重視し、産業チェーン全体の炭素排出量を削減するため効果的な行動をとってきた。Pan Gang氏は、2007年の第1回夏季ダボスフォーラムで「グリーンリーダーシップ」の概念を最初に提唱した。2009年後半には、グリーン生産、グリーン消費、グリーン開発を統合するグリーン産業チェーン戦略が提案された。Yiliは2010年に企業の炭素在庫評価を開始した食品業界で最初の企業として、これまで12年連続でそのような評価を継続してきた。Yiliは2020年10月24日、2030年までにCO2排出量をピークにし、2060年までにカーボンニュートラルを達成するという中国の目標に応え、中国で初めてカーボンニュートラルにコミットする食品会社となった。Yiliは2021年12月31日、カーボンニュートラルに関する中国初の5つ星プロジェクトである、内モンゴル自治区フフホトにある同社のFuture Intelligence and Health Valleyの開所式を行った。

Yiliは2021年12月28日、ビューローベリタスからカーボンニュートラルに関するPAS2060認証を業界で初めて取得した。ビューローベリタスは、Yiliが2012年にカーボンピークを達成したことを認定した。

Yiliは現在、中国食品業界初のネットゼロ工場、国内で最初のネットゼロミルク、そして中国粉乳業界初の2つの「ネットゼロ工場」を持っている。

Yiliは、次の戦略フェーズで2050年までにカーボンニュートラルを追求する。世界の乳製品ブランド上位5社のうちの1社であり、アジア最大の乳製品会社であるYiliは、産業チェーンに沿って相互に有益な発展を目指し、高品質発展を確保しつつ、より大きな社会的価値を創造する。Yiliは、産業チェーン全体のパートナーと協力し、ネットゼロの未来を実現する。

ソース：Yili Group

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