古代首都西安の“親善大使” 兵馬俑を日本で披露
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【西安(中国)2022年3月21日新華社=共同通信JBN】中国・西安の陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)(Shaanxi History Museum (Shaanxi Cultural Relics Exchange Center))によると、中日国交正常化50周年を記念して3月25日、「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」と題する文化遺物展示会が京都で開幕する。秦王朝の兵馬俑など120体を超える文化遺物が海路日本に到着して間もなく展示され、中日文化交流に新たなページを刻む。
展示品は陝西歴史博物館、秦始皇兵馬俑博物館など文化・博物17機関から、西周王朝から春秋時代、戦国時代、秦漢王朝の東漢王朝後期まで1000年以上にわたる石の遺物、青銅、金の器、ヒスイ製品、秦簡、その他の貴重な文化遺物120体以上が集められている。
「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」展示会は3月25日、京都市京セラ美術館で開幕し、その後は静岡、名古屋、東京を巡回する。展示会全体はほぼ1年に及ぶ。皮切りになる京都は、中国文化と古代都市西安に深いルーツを持っている。地元市民と観光客は、中国の文化資源豊かな陝西省のこの文化遺物の饗宴を楽しみにしている。
陝西歴史博物館学芸員兼陝西省文物交流中心ディレクターのHou Ningbin氏は「中国で最も権威のあるIP(知的財産)の1つとして、秦王朝の兵馬俑は1976年に日本で初展示され、それから何回も海外で展示された」とし、今年は中日国交正常化50周年で、感染症流行など不利な要因にもかかわらず兵馬俑が再訪日することは極めて重要であり、両国間の文化交流を大いに促進すると述べた。
古代に長安として知られた兵馬俑の地元、西安は世界4大文明の首都の1つである。中国最長、最多王朝の首都として、西安は素晴らしい古代文明を保持している。今日、西安の最も際立つ文化カードとして、“親善大使” 兵馬俑が日本で近く披露され、中日親善交流のメッセージを送る。秦王朝の兵馬俑が海外で展示されるのは、2018年以来初めてである。
ソース:Shaanxi History Museum (Shaanxi Cultural Relics Exchange Center)
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(画像説明:「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」展示会)